髪や頭皮も日焼けする?夏に大事な「UVケア」
公開日:2014年 7月 15日 最終更新日:2019年 7月 24日
5月、7月~8月は紫外線が一番強い時期です。紫外線対策はバッチリですか?
しっかりシャンプーやトリートメントもしているのに髪の調子が悪い、抜け毛が多くなった、と感じている人は日焼けが原因かもしれません。
実は肌だけでなく髪や頭皮も日焼けしてしまいます。特に分け目やつむじにあたる紫外線量は、顔に浴びる3倍といわれています!
今回はこの時期に大切な「髪・頭皮のためのUVケア」をご紹介します。
ページコンテンツ(目次)
髪・頭皮が日焼けするとどうなるの?
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切れ毛、枝毛の原因になる
紫外線を浴びることによって髪の内部は乾燥し、キューティクルがはがれてしまうので切れ毛や抜け毛が急激に増えてしまう。
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ふけやかゆみなどの頭皮トラブル
日焼けから守ろうと頭皮は必要以上の皮脂を分泌する。皮脂の中の過酸化脂質が頭皮を刺激し、かゆみやフケが発生する。
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細菌などの繁殖
フケが多く発生したことでそれを栄養源とする細菌が繁殖する。それが原因となり炎症が起きるなど頭皮のコンディションが悪くなる。
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毛髪の退色
紫外線は毛髪を黒く保つメラニンを分解するので、赤茶っぽい色味になってしまう。カラーリングをした髪はメラニンが減少した状態のため更に影響を受ける。光の反射によっては白髪っぽくみえてしまい、ヴィジュアル的にもよくない。
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抜け毛が増える
髪の毛をつくるもととなる毛母細胞が紫外線の影響でうまく働かなくなる。抜け毛の原因となるだけでなく、髪の毛そのものがつくられにくくなり、薄毛の原因となる可能性も。
髪・頭皮の日焼けで怖いのは、髪は皮膚と違って再生機能がないことです。
そのため紫外線を受けてしまう前にUVケアを徹底することが大事になります。
髪・頭皮のためのUVケア
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帽子や日傘を使った日除け
一番良いのは紫外線を避けること。日傘は濃い色合いで厚手のものがオススメ。帽子はつばが広めで、光を吸収しない明るいものがベスト。通気性の悪いものを選ぶと頭皮が蒸れ毛穴がつまってしまうので、裏地が汗の吸収に優れたものを選ぶ。
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髪をまとめる
紫外線にさらされる表面積をできるだけ少なくするという方法。頭皮を守ることはできないので、どうしても帽子や日傘が出来ないときの気休めに。
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日焼け止めスプレーを使う
最近では髪用の日焼け止めスプレーも多くでている。肌用の日焼け止めスプレーを併用しても効果有り。
髪・頭皮に日焼け止めを使う場合は毎日のシャンプーを念入りにしましょう。
しっかり落とせていないと毛穴のつまりやダメージの蓄積につながってしまいます。
日焼けしてしまった時のヘアケア
髪・頭皮が日焼けしてしまった場合は、直後のヘアケアによって結果は大きく分かれます。
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毛髪
日焼けによって傷んだキューティクルを放置してしまうと慢性的なヘアダメージにつながります。普段より長めにヘアパックをするなど、応急処置をしましょう。
毛髪の傷みには、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)が非常に有効です。
オイルを濡れた髪全体になじませてから乾かすと、水分を抱え込んだ保水膜を形成してくれます。その保水膜がなめらかな潤いとツヤ感を髪に与え、更にドライヤーの風で温まることで、より髪を補修・保護しようと働きます。また、紫外線やドライヤーの熱などの刺激から髪を守ってくれるため、髪本来の美しさを取り戻すと同時に日焼けの予防にもつながります。
ダメージがひどい場合は特に痛んだ場所をカットしてしまうのも手です。
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頭皮
意外と見落としがちなのが頭皮の日焼けです。頭皮は顔の何倍もの紫外線を受けているのでまずは冷たいタオルやシャワーで熱をとりましょう。
日焼けした頭皮にはあまり刺激を与えないように、できるだけ添加物の少ないオーガニックのケア製品を使うことをオススメします。
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ジェル ド ヴェルヴェーン 40g
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髪や頭皮は一番紫外線を受けやすい場所なのでダメージも大きいです。
また、肌と違って日焼けの体感が鈍い部位のため、気付いた時には修復できないくらい酷い傷み方をしている場合もあります。最初に話したように、髪・頭皮は皮膚と違って再生機能がありません。
夏を「キレイ」に乗り越えるためには、肌だけでなく髪へのケアもしっかり心掛けましょう。