そもそもオーガニックシャンプーとは? 無添加・ノンシリコン・ボタニカルその違いは?
公開日:2018年 9月 26日 最終更新日:2019年 2月 8日
シャンプーは毎日使うものだから、身体に良い食事を口にするように、身体や髪の毛に良いシャンプーを使いたいものですね。成分にこだわったオーガニックシャンプーで髪の毛や頭皮を優しくケアしたいものです。
無添加・ノンシリコン・ボタニカルの違いとは?
オーガニックシャンプーの中でも”無添加”、”ノンシリコン”、”ボタニカル”など種類は様々です。どういった違いがあるのでしょうか。
無添加とは?
無添加シャンプーの特徴としては頭皮や髪の毛に対して刺激の少ない成分を配合して作られたシャンプーです。
シャンプー剤には頭皮の脂汚れを落とすための界面活性剤が入っています。
市販されているシャンプーに多いのは石油系の界面活性剤が用いられています。石油系の界面活性剤は洗浄成分が強く、刺激が強いのが特徴です。
石油系界面活性剤のシャンプーの成分表示には〇〇硫酸塩〜と表記されています。また、防腐剤のパラベン、香料、鉱物油のパラフィンなどの表記も避けるべき添加物です。
それに対し、無添加シャンプーは頭皮や髪の毛に対して刺激の少ない界面活性剤が配合されていて、ココイル〇〇、コミカド〇〇と表記されています。また、天然エッセンシャルオイルであったり、天然植物オイル配合で、頭皮や髪の毛にも優しい成分で作られています。
ノンシリコンとは?
シリコンは皮膜を作って手触りを滑らかにする成分で、ヘアケア剤や化粧品類にもよく使われています。ジメチコン、シクロメチコン、シロキ、シリカ、メチコンという成分表示はシリコン配合のものです。そのシリコンは髪の毛に負担がある、カラーやパーマの持ちが悪くなると、最近ではそのシリコンを配合しない”ノンシリコンシャンプー”が多く出ています。
ノンシリコンにすることで髪の毛や頭皮の健康維持やカラーやパーマの持ちもよくなります。シリコンが頭皮の毛穴に沈着することで女性の薄毛の原因ではと疑われていますが、シリコンによってツヤのある髪の毛に仕上げることができるので、一長一短です。
ボタニカルとは?
ボタニカル=植物由来の。という意味があります。シャンプー剤に植物から抽出したエキスやオイル、香りが配合されているものがボタニカルシャンプーです。植物が本来持っている作用や効能を使って髪の毛や頭皮に活力を与えます。ボタニカル=オーガニックではないので、表示を見る際に気をつけると良いでしょう。
そもそもオーガニックシャンプーってなに?
食品や化粧品類などに記載されている”オーガニック”。オーガニックとは有機栽培されたもののことを指します。化粧品類にはその有機栽培された植物を原材料として作られたものがオーガニック認定されています。
オーガニックシャンプーも同じことで、有機栽培された植物を配合したシャンプーの事です。香りに用いられるものも天然香料(エッセンシャルオイル)で香りづけしたり、植物オイルを保湿成分として配合しているものが多いです。頭皮や人体に刺激が少ないので、敏感肌の方も安心して使えます。
日本にはオーガニック認証をする機関がまだなく、実際にはオーガニック製品認定の基準というものがないのが現状です。ヨーロッパやアメリカではオーガニック認証機関があり、厳しい基準にパスした製品はオーガニック認証されます。オーガニック認証された製品にはそれぞれオーガニック認証マークが表示されているので、オーガニックシャンプーを選ぶ際の基準にすると良いでしょう。
オーガニック認証のマークがついているシャンプー
lavera
カラーシャインシャンプーカラー長持ち、艶キープ!!カラーリングによる髪のダメージ・退色が気になる方に、退色を防ぎ、髪に自然なツヤを
EO
カモミール&ハニーシャンプーカモミールとハニーが頭皮の乾燥を防ぎ、輝きをまとった、しっとりつややかな潤いヘアへ(ノーマル〜ドライヘア)
AVALON ORGANICS
スカルプシャンプーTM ティーツリーミント髪や頭皮のトラブル用集中トリートメントケアシャンプー(頭皮のべたつき/ フケ&かゆみが気になる方用)
LOGONA
エイジエナジー シャンプー加水分解タンパクが髪が毛根から毛先までのダメージ補修。極度に乾燥した髪に。
無添加、ノンシリコン、ボタニカル、オーガニックなど様々な表示が増え、ますますシャンプー選びも迷ってしまう方も多いかと思います。まずはシャンプーに入っている成分を確認してみましょう。
食べ物を選ぶように、毎日使うシャンプー選びも見直すことで、安心して頭皮や髪の毛の健康を保てるようにしていきましょう。
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