合成界面活性剤の肌への影響
公開日:2010年 9月 6日
化学的につくられる「合成界面活性剤」。
特に危険とされているのが
①毒性 ②浸透性 ③残留性
この3つの性質です。
中でもいちばん肌に影響があるのは浸透性。
合成界面活性剤が皮膚や頭皮に付着すると
角質層や透明層を通り抜け皮下の細胞組織をこわします。
そして、血管壁を破壊し血液中に浸透する恐れもあります。
皮膚には異物の侵入を防ぐバリアー機能があり本来は化学物質も簡単には入れません。
ですが、合成界面活性剤の強い浸透性で
他の有害なものまでも体の中に入る手助けをしてしまいます。
合成界面活性剤は完全に分解されず体内に残り
長期使用によって少しずつ蓄積されていきます。
化学物質に対して人間の皮膚は動物より強くできているので
短期間で害を実感することはないようです。
ですが、長期使用することで
突然、アレルギーや花粉症などの様々な症状や病気を引き起こすケースも。
そして残念なことに、有効成分を肌の奥へ通らせるために
合成界面活性剤の浸透性が利用されています。
「有効成分だけを肌に入れる」ということ自体がなかなか難しいことのようです。