いちご鼻って何？鼻の毛穴の黒ずみは大敵！

公開日：2017年 7月 7日　　

みなさん、いちご鼻ってご存知ですか？よく耳にする言葉だと思いますが、具体的にどのような状態がいちご鼻なのか今一つわからないですよね。
ここでは鼻の肌トラブル、いちご鼻についての説明をさせていただきます。

ページコンテンツ（目次）

1 いちご鼻の仕組み
2 いちご鼻の正しいケアは洗顔と保湿
- 2.1 正しい洗顔
3 洗顔と保湿のあとはＵＶケアも忘れずに

いちご鼻の仕組み

いちご鼻とは、鼻の毛穴に古い角質や皮脂が詰まったものが角栓となり、さらにその角栓が酸化し黒ずんで、まるでいちごの種のように見えることからそう呼ばれています。角栓は始めは白い色をしているのですが、紫外線を浴びることで酸化して黒ずみ、毛穴が目立っていきます。毛穴の黒ずみのほかに触ったときザラつきがみられるのも特徴です。

いちご鼻は昨日、今日でできるものではありません。度重なる肌のケア不足から起こる現象です。一度いちご鼻になってしまうと、なかなか改善することが困難なので注意しましょう。

いちご鼻の正しいケアは洗顔と保湿

いちご鼻の原因といえる角栓は、「汚れ」「古い角質」「余分な皮脂」この３つが混ざり合ってできるものです。
この３つの要因を排除することでいちご鼻を解消することになります。
では具体的な方法をご紹介します。

正しい洗顔

洗顔は常におこなっていらっしゃると思いますが、間違った洗顔をしていたりしませんか？毛穴の詰まりを防ぐ洗顔のポイントをお教えします。

①洗顔料は固形石鹸を使う
市販されている洗顔フォームには合成界面活性剤を含んでいるものが多い為、泡立ちやすく使いやすい反面、洗浄力が強めで肌への負担が懸念されます。
その点、固形石鹸は植物性や動物性の油脂など天然成分から作られる界面活性剤を使用しているため、肌に負担をかけない洗顔料となります。
また毛穴の汚れや角栓は「酸性」なので、「弱アルカリ性」の固形石鹸を使用することで中和され、綺麗に汚れを洗い流すことができます。

②洗顔は32～35度のぬるま湯で

洗顔は32～35度のぬるま湯で行いましょう。
また洗顔料をつける前にぬるま湯で１度すすぐことで毛穴の皮脂を浮かし出しやすくしてくれます。
冷水はほこり以外の皮脂などの汚れが落ちにくく、逆に熱すぎると肌に必要な皮脂までも洗い流してしまうので肌に負担がかかってしまいます。

③優しく洗いやさしく洗い流す

洗顔用のスポンジやブラシなどで洗ったりしていませんか？顔の肌はとてもデリケートなので手で洗うことが基本です。
泡立ちネットなどでたっぷりの泡を作り、肌を覆い泡で洗うようなイメージでやさしく撫でるように洗いましょう。

そしてゆっくり丁寧に、手で包み込むように優しく洗い流しましょう。
洗浄成分が残っていると肌トラブルの元になりますので、髪の生え際や小鼻の周りなども丁寧に洗い流してください。

保湿

洗顔で角質を除去した後の保湿は大切です。いちご鼻で皮脂が多いからと保湿を怠ってしまうと乾燥をもたらし、かえって皮脂の分泌が多くなってしまうからです。
また化粧水のみでのケアも保湿には不十分ですので、脂溶性の保湿成分も取り入れることも大切です。どうしてもべたつきが気になる場合、Ｔゾーンなど皮脂の出やすい箇所は薄く伸ばして使うようにしましょう。
乳液も油分の量が商品によって異なりますので、ご自身の肌質にあったものを選ぶようにしましょう。

洗顔と保湿のあとはＵＶケアも忘れずに

角栓は「紫外線を浴びることで酸化して黒ずむ」とお話ししました。
その為夜のお手入れの後はもちろん必要ないですが、朝のお手入れの後にはＵＶケアも欠かさないことがいちご鼻にならないようにする対策の１つです。
ＵＶケアは外出時だけという方も少なくないと思います。しかし部屋の中にも紫外線は意外と入ってきているので、在宅時でもＵＶケアを行うようにしましょう。

日頃の肌ケアをひと手間かけて行うことにより美肌が生まれるのです。
５年後、１０年後を見据えて地道に肌のケアを行い、いつまでも若々しい自分でいたいですよね♪

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