オーガニック認証化粧品とは?USDAオーガニックについて
公開日:2017年 8月 18日
日本にはオーガニック認証というものが確立されていませんが、世界ではいくつかのオーガニック認証機関が確立されています。
その中でUSDA、United States Department of Agricultureの略でアメリカの農務省が管轄しているオーガニック認証機関があります。USDAでは化粧品のみならず、農産物や食料品などオーガニック認証を行っており、世界でもっとも厳しい認証といわれています。
今回はこのUSDAのお話しをさせていただきます。
USDAの認証を受けることができる基準とは?
USDAには下記のような厳しい認定基準があります。
・収穫の3年前までの農薬・科学肥料を使っていない土地で有機栽培されていること
・原料の遺伝子組み換え・電離放射・下水汚泥は禁止
・水と塩分を抜いた質量で、製品の95%以上がオーガニック原料で作られているこ と
・残りの5%も国が認めた合成物質・天然物質でなければならない
USDA認証は4段階あり、USDAのロゴの表示が認められているのは、製品のすべてがオーガニック原料である「100% Organic」か、製品の95%以上がオーガニック原料で作られている「Organic」の2つのみとなっています。その他のものはUSDAマークを表示することができません。
USDAマークのあるオーガニックコスメの安全性は?
当然USDAのような厳しい認証をクリアした商品は、栽培から製品化までに危険性のある化学製品が関与されていない製品であるということになります。
より安全性に配慮した信頼できるオーガニックコスメだといえるでしょう。
安全性の高い製品を自身で判断することが困難な場合は、USDAのようにオーガニック基準を満たしたものだけに表示を許される、オーガニック認証マークが記載されているものをセレクトすることをおすすめします。
主なオーガニック認証機関
■USDA
アメリカの農務省が管轄しているオーガニック認証機関。世界でもっとも厳しい認証といわれています。
■BDIH
ドイツで作られた世界初の本格的なナチュラルコスメのガイドライン。
一定のルールのもと、ナチュラル化粧品であることを証明するために作られました。
■ECOCERT
フランスのトゥールーズに本拠地を置く国際有機認証機関。
ヨーロッパを中心に世界85ヶ国以上の国で認証を行い、土壌、原料、製造工程、パッケージにいたるまで厳しい検査基準が設けられ、オーガニック認証の世界基準ともいわれる、世界最大規模の団体です。
■COSMEBIO
フランスのエコロジカル・オーガニック化粧品の協会。
原料サプライヤーや化粧品研究所など200社ほどの業者によって構成されています。
■ACO
オーストラリアのオーガニック認証機関。
農産物などのオーガニック認証団体として設立されたが、現在では化粧品などの認定も行う。口に入っても安全なレベルが求められています。
当社ストア USDA認証ブランド
■AVALON ORGANIKS(アバロンオーガニックス)
■EO(イーオー)
■Nature’s gate(ネイチャーズゲート)
■made of organics(メイド オブ オーガニクス)
■BADGER(バジャー)
■moksa organics(モクサオーガニック)
様々なオーガニックコスメがある中で、ご自身に合った製品を見極めることが大切ですね。