ブラッシングと洗い方を見直して、艶やかでサラサラな髪にする方法
公開日:2014年 8月 25日 最終更新日:2017年 7月 3日
最近、髪の艶がなくなってきた、パサつきが気になる、と感じていませんか?
中には「毎日、きちんと髪のダメージケアをしているのになかなか艶がでない…」とお悩みの方もいることでしょう。髪はカラーリング、パーマ、エアコンによる乾燥、外出時の紫外線など、あらゆる刺激を受けやすく、すぐにダメージへと繋がってしまいます。そのため、日々のケアをしっかり行うことが艶髪を作る大きなポイントになってきます。これからご紹介する正しいブラッシングと洗い方を行うことで艷やかでサラサラな髪に近づくことが出来ますので、ぜひ試してみて下さいね。シャンプー前のブラッシング。
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まずシャンプー前のブラッシングがとても大切です。
髪についたホコリやゴミを落とすのはもちろん、髪のほつれをほぐすことで洗う時に髪同士がこすれて傷むのを防ぎ、切れ毛や枝毛になるリスクを減らすことが出来ます。
また、髪全体に皮脂を行き渡らせる、頭皮の血行促進、毛穴の汚れを浮かせる、などのさまざまな効果があります。
■ブラッシングは毛先からゆっくりと
ブラッシングをする際、つい根元からしてしまいがちですが、まず毛先をほぐし、だんだんと根元へ向けてブラッシングしていきます。その時に気をつけるポイントは、強い力でブラッシングをしないことです。痛みを感じるほどの力であててしまうと、頭皮を傷つけてしまう恐れがあります。ゆっくりと髪をなでるように丁寧に行いましょう。
■全体をブラッシング
根元までブラッシングした後は、仕上げとして最後に髪の流れに沿うように根元から毛先に向かって全体をブラッシングしましょう。こうすることにより、頭皮の余分な角質を落とすほか、髪全体に皮脂をゆきわたらせる効果があります。
■ブラシの選び方
髪に不必要な刺激を与えないために、摩擦が少なく、出来るだけ目の粗いブラシを選ぶと良いでしょう。目の細いくし、ブローに使うロールブラシは、髪を洗う前のブラッシングには不向きなので使用しないようにしてください。
また、ブラッシングによる静電気で髪を傷めることがあるので、素材は毛先の柔らかいものや静電気が起こりにくいウッドブラシもおすすめです。ただし、ウッドブラシは木製のため硬いので、ブラッシングする時に力を入れすぎないよう注意が必要です。
艶髪にする洗い方
艶やかでサラサラな髪へ近づくために、洗い方のポイントをしっかりと押さえておきましょう。髪の洗い方を間違えたままでいると、髪のキューティクルや頭皮を傷つけてしまいます。特に頭皮が傷んでしまうと、薄毛の原因となるので注意しましょう。
■お湯でしっかりと汚れを流す
シャンプーの前に髪と頭皮をお湯でしっかりと流していきましょう。お湯をかける時は、同時に指の腹で頭皮を洗うように指を動かします。こうすることで、髪についているヘアケア剤や汗を流し、皮脂の汚れを浮き上がらせます。実はこのブラッシングとお湯による洗い流しだけで、髪の汚れの70%を落とせます。
■シャンプーで頭皮を洗うように
お湯でしっかり流したら、シャンプーを手に取り軽く泡立て、髪の根元まで泡が行きわたるように洗います。手を大きく動かさずに指の腹で揉むように、頭皮をやさしく動かすように洗うのがポイントです。洗う順番としては、フェイスライン、頭頂部、頭頂部の後ろ側、後頭部、襟足、のように上から下に向かって洗っていく方法がおすすめです。特に、後頭部や襟足はきちんと洗えていないことが多いので丁寧に洗うように注意しましょう。
■泡を馴染ませた後はしっかりすすぎ
そのまま数分置いて泡を馴染ませましょう。泡が優しく汚れを取り除いてくれます。入浴中は毛穴やキューティクルが少し開いた状態なので、普段よりも成分の吸収が良く、シャンプーに含まれる良質な成分が髪に栄養を与えます。そのため、有効な植物成分が含まれている、髪に優しいオーガックシャンプーなどを選ぶことをおすすめします。
数分置いた後は、シャンプーの泡が残らないように、髪を洗った時よりも時間をかけて丁寧にすすぎを行いましょう。
シャンプー前の丁寧なブラッシングのひと手間と、正しい髪の洗い方を習慣づけるだけで、憧れの艶髪へと大きく近づくことができます。艶がでない、とお悩みの方はぜひ取り入れてみてくださいね。