「食欲の秋」はエシカル?!旬の食べ物を上手に満喫しよう

だんだんと冷たい風が吹くようになり、スーパーに秋の食材が並ぶようになりましたね!
「食欲の秋」と言われる通り、美味しい旬の食材が豊富に出回ります。
実は旬の食材をいただくことはとってもエシカルって、ご存知でしたか?
今回は食材とエコの関係についてご紹介していきます!

旬の食べ物を選び、「エシカル」な食事を

深い繋がりのある「食」と「エシカル」。しかし、エシカルに繋がるのは食材破棄を減らすことやオーガニック食品を選ぶことだけだと思っていませんか?
実は旬の食材を選ぶこともとってもエシカルなんですよ。その理由をお伝えします。

旬の食材を楽しむ

どの食材にも必ず「旬」があります。旬というのは、食材の栄養価がもっとも高まる時期。その土地と食材の恵みを存分に楽しめるということになります。
同じ食材でも旬の時期に採れたものと、旬ではない時期のものにはなんと2~4倍も栄養価に差があるんだとか。
日本食品標準成分表2015年版では、「夏採り」と「冬採り」で成分値の記載が分かれているほど。野菜の収穫時期によって栄養価の変動が大きい成分もあるのです。

また、旬の食材を食べるということは、私たちの身体にとても良い影響をもたらします。
食材が持つ栄養価は、それぞれの季節に合わせて体調を整える手助けをしてくれるのです。

たとえば、春の山菜や菜の花が持つ苦みや香りが食欲を改善したり、トマトやきゅうりなどの夏野菜は豊富な水分によって体の熱を放出して体温を下げてくれます。冬の食材は免疫力を高めて風邪を予防する役割があるといわれています。

また、旬の野菜なら適した時期に大量に収穫できるので、手に入れやすく、価格も安く手に入れることができます。
野菜によっては旬の時期が終わると値段が倍になっていることも。「あれ?この野菜、こんなに高かったっけ?」なんていう経験、あるのではないでしょうか?

食欲の秋を楽しもう!秋の食材のご紹介

秋は美味しい食材がたくさん!スーパーやレストランでさつまいもやかぼちゃ、きのこ、ブドウなどを見かけるとついつい食べたくなりますよね。
秋が旬の食材は、今が最も栄養価が高く、夏の疲労回復やこれからの季節に向けた免疫力アップにもピッタリです。

さつまいも

食物繊維、ビタミンC、ビタミンEが豊富。特にいも類に含まれるビタミンCは、加熱しても壊れにくく、じっくり加熱することで甘みが増すのが特徴です。

かぼちゃ

リウム、カロテン、ビタミンCを豊富に含みます。「冬至にかぼちゃを食べると風邪を引かない」といわれるほど、栄養価の高い食材です。

ぎんなん

抗酸化作用があるβ‐カロテンやビタミンC、ビタミンEのほか、カリウムやマグネシウムなどのミネラルをバランスよく含みます。古くから滋養強壮に効果があるとされ、漢方薬にも使用されてきました。しかし食べ過ぎは中毒を起こすので要注意。

しめじ

「香りまつたけ、味しめじ」といわれるように、旨みが強いのが特長です。きのこの中でも特に、野菜や果物からの摂取が難しいビタミンD、疲労回復に効果的なビタミンB群が豊富なので積極的に摂りたいですね。

1個で1日分のビタミンCが摂れるといわれているほど、ビタミンCが多く、みかんやレモン果汁よりも多く含まれているそうです。二日酔いの予防にも効果があるんだとか。

ぶどう

糖類の中でもっとも吸収のよいブドウ糖が主成分のため、疲労回復に最適。酸化作用のあるポリフェノールは、皮や種に多く含まれているので、皮ごと摂ることが理想的です。

秋刀魚

秋の食材の代表格。脂には動脈硬化や血栓予防、抗アレルギー効果、生活習慣病予防にも役立つDHAやEPAが多く含まれ、たんぱく質、ビタミンB12、カルシウム、鉄分など栄養バランスも優れています。

参考:https://www.seikatsu-kojo.jp/contents/autumn.html

環境負荷の削減

さらに、旬の食材を選ぶということは、環境負荷の削減にも繋がります。
野菜を旬ではない時期に収穫できるように育てると、ビニールハウスが必要であったり、温度を管理するための設備(ヒーターや冷房器具など)を揃える必要があるため、本来の生育よりもずっとエネルギーを消費すル必要があるため、生産と環境に負担がかかります。結果、割高な値段になってしまう、環境破壊へと繋がるのです。

さらに国内で栽培できない野菜や果物の場合は、その輸送による二酸化炭素の排出や輸送費、海洋上での生活環境やゴミ問題など、多くの問題が発生します。1つの野菜をスーパーに並べることが環境問題へと大きく繋がっていくのです。

身土不二という考え方

そこで大切なのは「身土不二(しんどふじ)」という考え方。身土不二とは、「人間の身体はその人が住んでいる風土や環境と切り離せない密接な関係があり、健康に生きるには、その土地の自然に適応した旬の作物を育て、食べましょう。」という考え方です。
近年では、日本人は日本の食材を食べましょう。という意味合いで使われることが多い言葉です。また、似た言葉として「地産地消」もあり、こちらも同じような意味合いで使われることが多いです。

先に説明した通り、海外からの輸送には大きなエネルギーがかかり、それは環境にダメージを与えています。また、世界各国その地域で採れる野菜や果物には、そこに住む人に合った作用を持っているはず。まずは国産の野菜や果物を大切に、旬の時期に美味しくいただくことを心がけたいですね。

環境にも配慮して、フードロスを防ごう

旬の食品をいただく時に大切にしたいのが、「フードロス」をしないようにする工夫です。
「フードロス」とは、食べ残し、期限切れ、買いすぎなどによる食材破棄のこと。
1人あたり毎日お茶碗1杯分を破棄している換算となります。世界では全食料の実に3分の1が破棄されているのです。
日本で破棄されている食材のうち、約半分が家庭から出ていると言われています。これは私たち一人ひとりが対策することでフードロスは半分に減らせるということでもあります。

食品を買う・使うときは
・食べれる(使い切れる)分だけ買う
・賞味期限が近いものから選ぶ
・買い物の前に自宅にあるものをチェックする
・賞味期限が近いものから使う
・多く作りすぎない
・適切な保管方法をする
・フードロスを防ぐ飲食店を選ぶ(サイズが選べたり、持ち帰りができる等)
など、簡単で今から実践できることがたくさんあります!

旬の食材を取り入れ、美味しくいただき、残さない。

食材を美味しくいただくために、意識したいポイントですね。
簡単なことから取り組み、エシカルな食事にシフトしていきましょう。

食事をもっと楽しむ商品のご紹介

MADE OF ORGANICS ×ティースアート デイリー歯ブラシ
食事のあとはしっかり歯磨き!MADE OF ORGANICSのデイリー歯ブラシは小さなヘッドと歯周ポケットまで届く極細毛が、歯と歯ぐきの間の汚れを効果的に落としてくれます。持ち歩きにも最適なサイズ感なので、職場や旅行先などでの使用にも最適です◎

PIPPER STANDARD 食器用洗剤 900ML ポンプボトル 本体(シトラス)
食事をしたあとの食器洗いも環境に配慮したものを。天然パイナップル発酵液が手指にやさしく、自然派洗剤とは思えないほど、しつこい油汚れをスッキリ落とし、食器を輝かせます。食器洗いが楽しくなる爽やかなシトラスの香りです。お皿に付いた魚料理などの匂いもスッキリです!

CINK バンブープレート (RYE)
洗うのが面倒だからと、紙皿やプラスチック容器をつかうことはありませんか?お皿を使い続けることも立派なエコです。cinkのお皿は竹箸の製造過程で発生する廃棄物をリサイクルした、オーガニックバンブーファイバーで作られいます。耐久性と耐摩耗性にも優れているので永く使っていただけます。


Soil ドライング ブロック mini(WHITE)

SOIL ドライング ブロック MINI(WHITE)
買ってきた食材を永く楽しむ、破棄を出さないために有効なドライング ブロックです。吸湿性の高い自然素材、珪藻土(けいそうど)でつくられた調湿剤です。塩やパスタなどの乾燥物や調味料容器に入れると、固まったりパサつくのを防いでくれます。洗った水筒の中に入れて乾燥の手助けにも使えます。

食事や食材のことを知ることは、今以上に食事時間に関心が集まり、有意義な食生活に繋がります。みなさんも今日の食卓に、旬の食材を取り入れてくださいね。

意識したい「ゴミ問題」と解消のカギ「コンポスト」


https://journal.amasiastore.jp/column/summer-yusuzumi/

現代人のストレス緩和に。自然と繋がる『アーシング』

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