日本の冬に”ゆず”の香りのスキンケアがオススメな訳
公開日:2019年 12月 16日 最終更新日:2019年 12月 17日
日本には江戸時代から伝わる伝統で、冬至にゆずを浮かべたお風呂に入る習慣があります。「ゆず」は血流を良くし、風邪予防や冷え予防、ひび割れやあかぎれにも効果的で日本人に親しまれてきました。そんな「ゆず」の香りで冬のスキンケアをはじめてみませんか。
「ゆず」の効果効能やスキンケアへの取り入れ方などをご紹介しましょう。
ページコンテンツ(目次)
「ゆず」の効果効能
ゆずはみかん科で冬の耐寒性のある植物です。主に果皮の香りが強く、精油も果皮から抽出されます。少し苦味のある甘いシトラス系の香りは日本人にはとても親しまれた香りですよね。
ゆずの香りはポジティブな考えを与えてくれ、背中をちょっと押してくれる前向きな心への効果があります。
またゆずには血行促進の効果があるため、全身の血流を高めて冷えの解消や自律神経のバランスを整える効果もあります。
冬至にはゆず湯に入る文化
12月21日頃、一年で最も日照時間が短くなる日を「冬至」と言います。翌日から徐々に日照時間が長くなっていくこともあり、太陽の生まれ変わりの日として世界では冬至は祝祭として捉えられてる日です。
日本でも冬至にはゆず湯に入る他、かぼちゃや小豆を食べる文化がありますね。風邪予防としても効果的な食材で冬の寒さを乗り切るという意味もあるのです。
「冬至」にゆず湯に入る
ゆずには血行促進の効果がある他、運を呼び込むために前厄払いをする禊の意味もあるようです。「一陽来復」の意味も込めて冬至にはゆず湯に入ってみてはいかがですか。
やり方は簡単。柚子を丸ごとお風呂に浮かべるだけでオッケーです。カットしてお茶パックや水切りネットに入れてさらに香りや効果を高める方法もあります。
また、ゆずの精油をお風呂に1~2滴垂らしても良いでしょう。精油は成分が凝縮されているため、ゆずを浮かべるよりも皮膚刺激が強い場合もあります。まずは1滴垂らして様子を見てみましょう。ゆずの精油を多く入れるのはおすすめしません。
「ゆず湯」でじんわりと温まり、ゆずの香りに癒されることでしょう。
「ゆず」の注意点
ゆずには皮膚刺激があるため、肌が弱い方や敏感になっている時にはゆずは注意しましょう。ピリピリする時は無理せずにシャワーでしっかりと洗い流します。
肌がデリケートな方は炎症を起こす可能性もありますのでまずは少量から始めてください。
冬に取り入れたい「ゆず」のスキンケア
簡単「ゆず湯」でポカポカ
ゆず湯をしたいけど、ゆずを探すのがめんどくさい、後処理が大変そう..なんて方におすすめはゆずのバスソルトがおすすめです。精油やゆずの皮がブレンドされたバスソルトなら安心して使用が可能なのも嬉しいですね。
寒い冬はじっくり芯から身体を温めてあげれば、相乗効果も期待できます。
YUZU ピール入りバスソルト
アルガンオイル配合でゆず湯に入りながらもしっとり保湿ができるバスソルトです
ビタミンCたっぷりでもっちり肌に
ゆずはビタミンC保有量が柑橘系の中でも高いです。コラーゲン生成を促したり、老化予防としても効能があるビタミンCで肌の内側からもっちり質感になれ、冬の乾燥からも守ってくれます。
入浴後、すぐにたっぷりのクリームを全身に塗って乾燥対策にもおすすめです。
YUZU ボディクリーム
ゆずの香りに包まれて、さらっとしたつけ心地抜群です
冬には「ゆず」の香りでほっこりスキンケア
昔から日本人に親しまれている「ゆず」の香りのスキンケアで冬もしっとり潤う肌をキープしたいものです。香りの効果がもたらす身体への影響は大きいので、季節にあった香りでのケアはとてもおすすめです。