日本の古き良き香りと洋精油の香り。心と体をより調和のとれたバランスへと導く『 hana to mi 』
公開日:2024年 8月 28日
今回は和精油と洋精油を融合し、ホリスティックな観点から心・体・環境にアプローチし、健やかな私を目指す『 hana to mi 』をご紹介。アロマテラピーや精油というとヨーロッパのイメージが強いですが、日本も奈良時代や平安時代から公の儀式や、毎日の暮らしの中で香りを活用してきました。日本と香りの関わりや伝統的な香りについてもお届けします!
古来より香りを楽しんできた日本人
時は平安時代。当時の貴族たちは、季節になぞらえて好きな練り香を創作し、披露したり、その香りのイメージを和歌にして詠んだりする「薫物合わせ」をたしなんでいたといいます。白檀や丁子、沈香などを粉末にし、蜂蜜や梅肉で練り固めた練り香のレシピは門外不出とされ、それぞれの家に代々伝わりました。それらの香りは時代とともに洗練され、今に伝わったのが「六種の薫物(むくさのたきもの)」です。
六種とは梅花(ばいか)・荷葉(かよう)・菊花(きっか)・落葉(らくよう)・侍従(じじゅう)・黒方(くろぼう)のこと。それぞれ日本の季節感や美意識、雅やかな香りを今に伝えてくれます。
洋精油の機能性を融合させた、現代版六種の香りとは
古き良き日本の香り名を採用し、和の香りと機能性を持ち合わせた洋精油を組み合わせ、現代の日本人にも使いやすくしたのが今回ご紹介する『hana to mi』です。その特徴的な香りは、フィトコンサルタントのガロワーズカオリ氏が監修。アロマテラピーや東洋医学を経てフランスで植物療法を学び、パリの老舗薬草店エルボリストリデュパレロワイヤルに勤務した経験もある香りのスペシャリストです。植物療法のメソッドを取り入れた独自処方で、香りと機能のバランスがとれたアロマテラピーによる六種の香りを楽しむことができるようになりました。
[baika]
春をイメージしたフローラルで甘い香り。女性の魅力を高めたい時に
【主な配合精油】
和精油:ラベンダー(北海道)
洋精油:ダマスクローズ
[kayo]
初夏をイメージしたグリーンシトラスな香り。リフレッシュしたい時に
【主な配合精油】
和精油:レモン(広島)
洋精油:ラヴィンサラ
[jiju]
秋をイメージしたオリエンタルグリーンな香り。リラックスタイムに
【主な配合精油】
和精油:ヒノキ(福島)
洋精油:ネロリ
[kikka]
秋をイメージしたシトラスフルーティーな香り。質の良い睡眠をとりたい時に
【主な配合精油】
和精油:ユズ(愛媛)
洋精油:カモマイル・ローマン
[rakuyo]
冬をイメージしたスパイシーな香り。すっきりしたい時に
【主な配合精油】
和精油:ショウガ(高知)
洋精油:ジュニパーベリー
[kurobo]
冬をイメージしたクリーンな香り。呼吸を調えたい時に
【主な配合精油】
和精油:薄荷(北海道)
洋精油:ユーカリ
スタッフが実際に試してみました!
amasiaでお取り扱いをしている『 hana to mi 』の香りは現在3種。それぞれバスソルトとロールオンアロマを購入することができます。どれも調和の取れたとても落ち着く香り。ロールオンアロマとバスソルトをセットにしても手に取りやすい価格なので、ギフトにもおすすめです!
私が一番好きな香りは[baika]でした。少し女性らしさを感じる香りで、[baika]というだけあってどことなく梅を感じさせてくれます。
[jiju]は、ウッディな香りの中にほのかにネロリの甘やかな香りが漂います。性別や年齢を問わず、どなたが使用しても落ち着く香りかなと思います。
[kikka]は、カモミールのまろやかな香りと、ゆずの少し大人っぽいフルーティーさのある香りが印象的です。
少し疲れてしまった時や、ふっとひと息つく時に横にあると嬉しい、そんなアイテムが『 hana to mi 』の特徴かなと思います。
HANA TO MI ハーブバスソルト&ロールオンアロマセット BAIKA
ラベンダーや温州みかん、ゼラニウム、ローズ、フランキンセンスなどがブレンドされ、春をイメージした女性に嬉しい甘くフローラルな香り。北海道空知郡上富良野町産のラベンダーは花観光が終わった後の花を利用。無農薬で栽培され、全て手作業で丁寧に刈り取り、精油を抽出しています。
HANA TO MI ハーブバスソルト&ロールオンアロマセット JIJU
ヒノキやエレミ、サンダルウッド、ベチバー、パチュリ、ネロリなどをブレンド。秋をイメージしたオリエンタルグリーンの香りはリラックスタイムのお供に。福島県、茨城県、栃木県や八溝山地などの国産ヒノキから精油を抽出。精油を抽出した後の残渣はバイオマス燃料として再利用されています。
HANA TO MI ハーブバスソルト&ロールオンアロマセットKIKKA
ユズ、マンダリン、ホーウッド、メイチャン、カモマイル・ローマンなどがブレンドされたシトラスフルーティーな香りは秋をイメージしたもの。質の良い睡眠をとりたいときにぴったりの香りです。ユズは高知県、愛媛県、徳島県のものを使用。ポン酢を作る際に残るユズの皮から精油を抽出し、その後の残渣も家畜の餌に配合して活用しています。
1日のどこかに自分を慈しみ、労わるひとときを
心が揺らいでいる時、体が疲れているなと感じる時、香りはきっとあなたに寄り添って、いたわってくれることでしょう。華やかさだけでなく、どことなく地に足のついた香りが漂う『 hana to mi 』のプロダクトで、自分を慈しむ時間を過ごしてくださいね。