艶髪に仕上げる、頭皮と髪に優しい乾かし方
公開日:2014年 9月 1日
のんびりバスタイムを楽しんだ後、濡れた髪の毛はどうしていますか?
「髪は女の命」という言葉があるように、女性にとって艶がありまとまりのある美しい髪は魅力的なポイントですよね。艶のある髪は洗い方も大切ですが、実はそれ以上に大切なのが乾かし方です。正しい乾かし方をしているかどうかで、翌日のヘアセットの決まり具合も変わって来ます。
- 「髪にまとまりがない」
- 「カラーリングで艶がなくなってきた」
- 「すぐに髪がはねてしまう」
このような髪へのお悩みを抱えている方は、今晩から正しい髪の乾かし方を実践してみて下さい。
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ドライヤーで乾かす前に一手間プラス
■タオルドライは丁寧に
まずお風呂からあがったら、ドライヤーを当てる前になるべく丁寧にタオルドライしましょう。ここでしっかりタオルドライしておく事で、ドライヤーをあてる時間を短縮することができ、髪が痛むのを軽減出来ます。ポイントとしては、髪をゴシゴシ拭くのではなく頭皮と髪についている水気を取るイメージで優しく揉むように行いましょう。バスタオルを巻いてこするように拭いてしまうと髪のキューティクルを剥がしてしまうので厳禁です。
■ドライヤーの前に洗い流さないトリートメンを
美容院で髪の毛を乾かす際を思い出して下さい。美容師さんは洗い流さないトリートメントなどの保護剤を付けてから乾かす方がほとんどだと思います。
洗い流さないトリートメントをつけることで、髪に潤いを閉じ込める事ができます。更に、ドライヤーの高温の熱から髪を守って、パサ付きを抑えてくれる効果があります。この際使うトリートメントは、ホホバオイルやアルガンオイルなど保湿力が高く、頭皮にも優しい天然成分を配合しているものがおすすめです。
美しくまとまる正しい髪の乾かし方
■まずは前髪から
前髪は一番乾くのが早い場所なので、少し放置しているだけで乾いてクセがついてしまいやすいです。最初に前髪を乾かしておくことで、クセのないまとまった前髪になります。
■髪の内側から乾かす
髪全体を乾かすには、外側からドライヤーをあてるのではなく髪を内側から手ですくい上げるようにして内側を乾かしましょう。ドライヤーをあてる位置は、頭皮に近い根元の辺りです。
頭皮に直接ドライヤーを当ててしまうと頭皮の水分が奪われて乾燥してしまうので注意しましょう。また、根元を乾かしている間に自然と毛先の方は乾いていきます。毛先は元々乾きやすく、その分痛みやすいので、毛先に直接ドライヤーの風を当てるのも避けましょう。
■ドライヤーは小刻みに動かしながら
一箇所にドライヤーの風を当て続けると、髪が熱を持ちすぎて水分を蒸発させてしまいます。手首を動かしながら小刻みにドライヤーを動かし、広範囲に風が当たるようにしましょう。
■仕上げに冷風をあてて乾かす
乾いたら最後に、冷風に変えて髪の根元から毛先へ向かってドライヤーの風をあてていきます。こうすることによりキューティクルの流れが整えられると共に、髪と頭皮の栄養分が抜けず潤いのある髪になります。髪は冷える時に形が決まるので、毛先の方向などはこの時に好みの向きにして下さい。
「濡れたまま」はダメージが大きい
髪に良かれと思ってやっているヘアケアが実際は髪を傷めているということもあります。
「ドライヤーは髪を傷めるからなるべく自然乾燥した方がいい」と思っている方もいますが、これは間違いです。濡れたまま放置していると頭皮に雑菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。
また、濡れた髪はキューティクルが開いた状態になっているためとてもデリケートです。そのまま過ごしていると、髪同士がこすれたり、チリやほこりが髪に付着したりすることで、髪はどんどん傷んでしまいます。
更に、濡れたままの髪で寝ると、頭皮が冷えてしまい温度が下がります。頭皮の血行が悪くなると髪の栄養が行き渡らず、髪の毛の成長を妨げてしまいます。髪を伸ばしたいと思っている女性は特に気をつけたいポイントです。
髪を濡れたままにしてしまうのは髪にも頭皮にも良くない事です。正しい乾かし方を身につけて、髪と頭皮への負担を減らし綺麗な髪を手に入れましょう。