シミができる原因は?作らせない予防法・スキンケアの注意点
公開日:2018年 4月 18日
メイク前にふと気付くポツポツとしたシミの数々。知らないうちに増えていて、がっかりすることもありますよね。どうしてシミができるのかという原因と予防法、シミに負けない肌を作るスキンケアの選び方をおさらいしましょう。
シミのメカニズムと種類
シミを細かく分類すると「肝斑、そばかす、日光黒子(老人性色素斑)、炎症性色素沈着」などに分かれます。日光黒子(老人性色素斑)が一般的に言われるところの「シミ」でしょう。紫外線ダメージがメラニノサイトを活性化、メラニンが生成された状態です。メラニンはターンオーバーによって排出されるのが通常ですが、加齢によってうまくサイクルがまわらなくなってしまうと、皮膚の中に残ります。炎症性色素沈着は、ニキビや虫刺され痕が残ったもの。きれいに消えるまでには一定の時間が必要で、ダメージは蓄積されていきます。
肝斑は、ホルモンバランスの乱れから生じるシミです。30〜40歳代から目立ち始めるとされていて、一定の年齢になった女性に顕著な症状。身体の内側の変化が引き金となって起こるシミもあることは理解しておきましょう。
古くなった化粧品・刺激が強い日焼け止めは危険
古くなった化粧品は品質が変わってしまっていることも多くて、使い続けるのは危険です。酸化した成分を肌にのせると炎症、くすみの原因になって、メラニンを発生させることがあります。美白化粧品を使っていても、逆効果になってしまうようでは残念ですよね。パッケージ記載の使用期限を守ることはもちろん、保存方法や保管場所にも気をつけましょう。
メラニンを過剰に発生させないために活用する日焼け止めも、肌の刺激になることがあります。合成化学成分を使っていない低刺激タイプを選択することによって悪影響を最小限に留めることができますから、シミ予防に活用しましょう。
PERFECT POTION アウトドアサンスクリーン SPF50
防腐剤・パラベンなどの合成化学成分を一切使わず、1歳以上の赤ちゃんから使えるくらい肌にやさしい日焼け止め。アウトドアボディスプレーに使われる精油もブレンドされていて、フレッシュな香りが印象的です。
ターンオーバーリズムを整える保湿ケア
強い薬用美白成分が入った化粧品は、短期的な対処両方にすぎません。シミの原因を根本から解決するためには、ターンオーバーリズムを整えてくれる保湿アイテムが適しています。紫外線をあびた日はもちろん日常的にうるおいを補い、バリア機能を強化することにより、肌本来の力を引き出すためです。
ROSE DE MARRAKECH セラム ド ネロリ
大人の女性のエイジングケアにふさわしいネロリとフランキンセンス精油を配合した美容水。化粧水から美容液、乳液までオールマイティに使える実力派です。乾燥がひどい時には美容オイル、バームを重ねづけするとより効果が高まります。
lavera ジェントル フェイスローション
洗顔後にさっと使えるしっとりタイプのフェイスローション。オーガニックアーモンドオイルを配合して、乾燥肌・敏感肌をしっとり落ち着かせる処方です。やさしい香りのローションなので、リラクゼーション目的で取り入れるのも良いでしょう。
血行を良くして肌代謝を高めてくれるビタミンE、皮膚を健康に維持するビタミンなど、食生活の見直しも合わせて行うことにより、内面からシミができにくい状態を目指していくアプローチも大切です。
毎日の丁寧なお手入れが将来的なシミの予防もしてくれます。シミに気付いたタイミングを1つの機会として、スキンケアや生活習慣の見直しを進めてみましょう。