日本の香りを楽しむ『WANOWA』のハンドクリーム
公開日:2021年 11月 29日 最終更新日:2021年 11月 30日
日本の香りを楽しめるWANOWAのハンドクリーム。通常では破棄されるものを使用し、生産者にも、私たちにも優しい取り組みをしているWANOWA。そんなWANOWAの日本らしく心地良い香りをご紹介します。
ページコンテンツ(目次)
WANOWA(ワノワ)とは?
香りで、残す。
日本のように四季を持った国は世界で数少ない。
各地の自然は絶えず表情を変え、私たちに季節の移ろいを知らせてくれる。
そんな四季の富んだ日本には、それぞれの土地にその土地ならではの農産物や伝統が現在まで息づいている。
それはその土地で暮らす人々が、長い長い年月を絶えず次へ紡ぎ続けてきたから。
次へ、また次へ。そうして今まで続いてきたものだ。
しかし今まで続いてきたそれらのものは、高齢化や後継者不足と大量生産の時代のなかで、次々と存続の危機に立たされている。
すでに失われてしまったものもあるだろう。
その土地だから、その土地で暮らす人々だからつくることのできる農産物や伝統。
そこには失うには惜しい貴重なモノや技術、物語が詰まっている。
残すために、私たちに何ができるのか。
私たちは地域の「農産物・伝統」と「香り」のものづくりを組み合わせることで、日本中・世界中にその存在を発信することができるのではと考えた。
多くの人が商品を使うことによって、その地域の人々の生活が安定し、持続的なものづくりができる。
多くの人が目にする機会が増えれば、その地域に興味を持ってくれる人もきっといる。
そして私たちは、その地域の農産物や伝統をこれからも楽しんでいくことができる。
次へ、また次へ。紡ぎ続けることができる。
日本で生まれた「和」が、人々の気持ちを繋ぐ「環」となり、日本と世界を繋げる「環」となれば良い。
WANOWAというブランドにそんな想いを込めて、私たちは地域とのものづくりを続けていく。
安心安全もしっかり考慮。環境への配慮も。
成分には5つの要素(パラベン・フェノキシエタノール・合成香料・合成着色料不使用、天然由来成分98%)が特徴であり、保存性に優れたアルミチューブ容器を使用し、香りや美容成分の品質を可能な限り保っています。
WANOWAが伝えたい、3つの日本の香り
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国造ゆず
石川県能美市。
北の大地でゆずが作られている町。
還暦を超える農家さんがわずか数名で管理をしている。
昭和の終わりに始めたゆずの生産は、昔では常識だった農家の家にはゆずの木という話と、
80歳の農家さんが教えてくれた郷土料理「ゆず味噌」からも知れるほど、この地域の人々と密接に関わってきた証だ。
最盛期に50戸の農家が生産していた国造ゆずも高齢化と後継者不足により、今では減ってしまった。私たちは、そんな貴重な日本の生産者たちが残している伝統やそこでしか作れない価値のあるものを残していくために、このプロジェクトを始めた。
実際に、現地の人々・農家さん・大学や行政の方々とも協力し、第一弾を実現させていただく事となった。 -
ひのき
岐阜県中津川市、加子母。
四方を山々に囲まれ、古来より伊勢神宮の御用材を守り育てる御神木の里。
江戸時代には尾張藩領地、明治に入ると皇室の御料林となり「ひのき一本、首一つ」という逸話からも、加子母ひのきがいかに貴重で厳しく管理されてきたかがうかがい知れる。
しかし、海外の安価な木材や2×4工法の普及により、1本伐る費用を販売額が下回る事さえあるのが現状だ。
それでも、山を守るため、山岳災害を防ぐために、加子母の人々は山に入り続けている。加子母森林組合のみなさまのご指導・ご協力無くして、WANOWAの活動は完成しなかった。
彼らは、山に落ちている、ひのきの葉と枝を拾い集める運動をしている。それを蒸留し精油を抽出することで「WANOWA加子母ひのき」は誕生した。 -
和束茶
京都府相楽郡和束町。
800年の宇治茶生産の歴史がある町。
その茶畑の景観は、京都府景観資産の第一号に登録されるほど美しい。
和束町で「農家」と言えば「お茶生産農家」を意味するほど、お茶と密接に関わる町だ。
寒暖差が激しく、山間の急勾配な山道。
人には厳しい環境だが、それが香り高い茶葉を育ててくれるという。
農家同士が集まれば、お茶の話題で夜を明かすほど、皆お茶への情熱と愛に溢れている。
しかし国内のお茶需要の低下などから、後継者をつくることを諦め、畑を手放す生産農家も多いのが現状だ。
その美しい景観を維持するためにも、後継者不足は深刻な問題となっている。
和束のおいしいお茶を飲んでほしい。そのまっすぐな思いで生産農家は今日も茶葉を育てている
それぞれの香りを楽しむハンドクリーム<
ハンドクリーム 国造ゆず
貴重なオーガニックゆず。年に一度、石川県能美市という町のゆず農家で採れる貴重なオーガニックゆず。その貴重なゆずを使って精油をとり、ハンドクリームにしました。絞りたてのゆずを閉じ込めたような、みずみずしくて上品なゆず本来の香りです。
ハンドクリーム 加子母ひのき
御神木の里、岐阜県中津川市。加子母のひのき葉と枝から抽出した、貴重な精油をたっぷり使ったハンドクリーム。青々しいひのき葉と、ひのき風呂を思わせる枝の香りが混ざり合い、まるで森林浴をしているかのよう。リラックスタイムにもおすすめの香りです。
ハンドクリーム 和束茶
無農薬栽培の和束茶から抽出した、お肌にうるおいをあたえる「チャ葉水」を使用したハンドクリーム。春の新芽を収穫する前、育成の中で刈り落とされ捨てられるはずだった茶葉を使用しています。 香りが一番引き立つように独自焙煎した、香ばしく芳醇なお茶の香り。塗り広げると豊かなお茶の香りがふわっと広がります。心落ち着くひと時のお供に。