肌のくすみを改善!ターンオーバーと睡眠の関係
公開日:2014年 11月 17日
化粧をしても「パッとしない」と感じたことはありませんか。それは、肌がくすみ透明感が失われて顔色が濃く見えてしまっているからかもしれません。
健康的な血色と透明感があるくすみのない肌は、人に明るい印象を与えることができます。「自分の肌はくすんでいるかも」と感じる方はくすみの原因を知って、ワントーン明るい肌を目指していきましょう。
肌がくすんでしまう原因は…
肌のくすみを引き起こす原因として考えられるのが、肌のターンオーバーの乱れです。
肌のターンオーバーとは、肌が生まれ変わるサイクルのこと。ターンオーバーが正常な状態であれば古い角質がきちんと排出されるので、くすみなどのトラブルは起こりにくいと言われています。ターンオーバーの周期は20代では約28日ですが、年齢とともに新陳代謝が低下し、40代になると約45日かかるようになります。
ターンオーバーが遅れがちになると、本来はがれ落ちるはずの角質が肌に残り続け、角質がだんだんと厚くなっていきます。この厚くなった古い角質はメラニンを含んでいるため、肌が黒くくすんで見えてしまうのです。
きちんと古い角質を落とせていますか?
肌のターンオーバーを正常化させるために必要なのが、肌に残り続け厚くなってしまった古い角質をスクラブやピーリングなどで取り去ることです。角質を落とした後は一時的に乾燥しやすくなっています。化粧水やクリーム、バームでしっかり保湿をしましょう。きちんと保湿することで角質層が硬くなるのを防ぐことができます。
ただし古い角質を取ることに気をとられるあまり、肌をゴシゴシこすったり、洗浄力の強い石鹸などを使ってはいけません。角質を落とし過ぎることで、肌が乾燥したり角質が刺激に強くなろうとして厚くなってしまうことがあります。
睡眠でターンオーバーを促進
古い角質をピーリングなどで取り除いたのに、まだ肌のくすみが気になるという方は睡眠を見直してみましょう。
就寝中はターンオーバーを促す成長ホルモンが多く分泌され、だいたい6時間程でターンオーバーが行われています。夜更かしや睡眠不足が続いていると、ターンオーバーが遅くなり排出されるはずの角質が残ってしまい肌のくすみに繋がります。
なかなか仕事が忙しくて睡眠時間が取れないという方は、肌のターンオーバーが活発になる22時~深夜2時の間を睡眠時間に当てるようにしましょう。
くすみは年齢とともに肌のターンオーバーが遅くなることで引き起こされるものと諦めず、しっかりと角質ケアを行い、十分な睡眠をとって改善していきましょう。