肌も心も保湿力UP!アロマで冬の乾燥肌対策
公開日:2015年 2月 16日
冬の季節、多くの人を悩ませる肌トラブルに、乾燥肌が挙げられます。空気が乾燥する季節だから仕方がないと思っていませんか?
ちょっとの工夫で改善、アロマでリラックスしながら乾燥肌対策をできる方法をご紹介します。
冬の乾燥肌の原因は
暑い時には、私たちの体は全身に血流をめぐらせて汗をかき、体温を下げようとします。しかし、寒い時には、私たちの体は寒さによって体温が下がり始めると、血管を収縮させ、体温が奪われるのを防ごうとします。その結果、肌表面や手足などの末端に血液が行き渡らなくなります。血流が悪くなると体のすみずみまで栄養が行き届かなくなり、健康な肌をつくる機能が低下し、肌のうるおいのもととなる皮脂と汗の分泌も減少してしまい、これが冬の乾燥肌を招く原因となっています。
肌がカサついたり、かゆみを感じたりしているのに、「冬だから仕方ない」とあきらめている人も多いでしょう。乾燥肌を悪化させる原因は、こういったあきらめの気持ちや、ストレス、自分の生活習慣の中にもひそんでいます。
アロマオイルで肌も心も潤いアップ!
乾燥対策として、保湿効果のあるローションやクリームをこまめに塗り、肌に潤いを与えることが重要ですが、さらに、心にも潤いを与えるためにアロマオイルを使ってみましょう。
アロマオイルというと癒しに効くイメージがあり、保湿とは直接結びつかない印象をもたれるかも知れません。
寒さや、カサカサの肌荒れした顔や手足を見るたび、ため息が出てしまう憂鬱な気分は心にストレスとして蓄積されます。また、ストレスによって体内に大量発生する活性酵素も、乾燥肌のひとつの原因になってしまいます。
寒くて憂鬱でも、アロマの香りをかぐことにより癒され、何となく縮こまっている体も心も解放されますよ!さあ、肌に対するケアだけではなく、心へも潤いを与えるように心がけましょう。
乾燥肌に効くアロマオイル
乾燥に効くアロマオイルを選ぶポイントは、抗炎症作用がある精油や、皮膚の潤いや弾力を保ち、皮膚細胞を活性化する精油、皮脂成分を調整する精油などです。これらのハーブは乾燥肌に効くアロマオイルです。
- カモミール:青リンゴのような甘い香りで、心をリラックス♪
- キャロットシード:土や森のような香りのなかに、ほのかにニンジンの香り。
- サンダルウッド(白檀):深くて甘いウッディー系の香り♪
- パルマローザ:ローズのようなフローラルさと草のような爽やかな香り♪
- ラベンダー:さわやかでフローラルな香り♪
- ローズウッド:バラに似た甘さに、ややスパイシーなウッディー調の香り
アロマオイルをハンカチに垂らしておけば外出先でも手軽にリフレッシュできます。
また、アロマキャンドルを灯したり、アロマを焚いたりするのも癒されますよね。
この乾燥肌に効果のある香りを覚えといて、ハンドクリームや、ボディークリーム、お風呂の入浴剤の香りを意識的に選び、日常生活にアロマ効果を手軽に取り入れるのもおすすめです。
特に寝る前のお風呂にはリラックス効果とアロマとの相乗効果が期待できます。
まだまだ、寒い冬は続きます。ぜひ、乾燥肌対策にアロマを取り入れてくださいね。