『へちまここち』でシンプルケア。無農薬で栽培された へちま の恵みを実感する

わたしたち日本人の生活に深く根ざした植物の一つである へちま 。ウリ科の植物で、原産地は熱帯アジアとされています。日本には奈良時代以前に中国や東南アジアから伝わったと考えられ、その後、江戸時代を中心に日本の文化や生活に大きな影響を与えました。エコロジーの観点から再度見直されている へちま ですが、今回はその へちま を使用したプロダクトのご紹介です。

食用としての へちま

へちま は若い実を野菜として食べることができます。クセのない淡白な味で、火を通すととろりと柔らかな食感になるのが特徴です。沖縄では「ナーベーラー」と呼ばれ、伝統的な家庭料理の素材として親しまれています。「ナーベラーチャンプルー」(へちまの炒め物)「ナーベーラーンブシー」(へちまの味噌煮)など、滋味豊かな料理に用いられています。

実用性の高い へちま

熟した へちま の繊維質は、「たわし」として使われることが有名です。江戸時代には、天然素材を活かした生活用品として、へちまたわしが広く使用されていました。プラスチック製品が普及してからは少し影を潜めていましたが、ここ近年は環境に優しい素材として再注目を浴びています。

薬用としての へちま

へちま は、古くから薬用としても使われてきました。江戸時代の『本草綱目』や『和漢三才図会』には、へちま水(液果の中に含まれる汁)が皮膚疾患や炎症を和らげる効果があると記されています。これにより、肌のケアや治療の一環として利用されてきました。

文化・文学に登場する へちま

江戸時代には、へちま は俳句や詩歌の題材としても人気がありました。特に夏の季語として親しまれ、自然との調和を感じさせる存在でした。また、「へちま」と「無駄」や「空虚」を掛けた言葉遊びが俳諧の中で用いられることもありました。

現代で再評価される へちま

現代では、へちま はエコロジーの観点から再評価されています。たわしやスポンジとしての利用だけでなく、化粧品の素材や健康食品の原料としても注目されています。また、へちま栽培はグリーンカーテンとしても人気があり、夏の暑さ対策や省エネに貢献しています。

毎日のくらしに、へちま のここちよさを

そんな、私たち日本人の生活に古くから密接に関わってきた へちま ですが、40年にわたって自社農場で無農薬でへちまを育て、その魅力を発信しているのが『へちまここち』です。

『へちまここち』が作られているのは、雄大な北アルプス立山連峰を東に仰ぎ、古くは万葉集にも歌われ、野・山・海の幸に恵まれた富山県射水市(いみずし)。立山連邦の清澄な雪解け水は、地下へ涵養され豊富な地下水となって畑を潤し へちま を育ててくれています。

へちま を種から育て、栽培・収穫・加工・製造販売まで一貫した製品作りを行う『へちまここち』。ローションやクリーム、石けん、入浴剤のほか、へちまたわし、ボディタオル、バスマット、またお茶なども展開し、それぞれのアイテムに惜しみないへちま愛が注がれています。

amasiaで取り扱いがあるアイテム

『へちまここち』にはさまざまなアイテムがありますが、amasiaではスキンケア商品を中心に取り扱っています。レギュラーサイズだけでなく、お得な大容量サイズも。気になったらぜひ一度、試してみてくださいね。

へちまここち 玉川温泉とへちまの力(ちから)月桃の香り スプレー(100ml)
へちま水と玉川温泉水、沖縄月桃から生まれた手肌に優しいスプレー。強酸性の湯治の湯・玉川温泉と、古くから親しまれた天然100%へちま水の肌荒れ防止・保湿作用、爽やかな香りの月桃の保湿効果で、皮膚のバランスを整え、お肌を健やかにしながらしっとりと守ります。

へちまここち 国産へちま馬油クリーム
人間の皮脂(脂肪酸組成)に近いとされる馬油はお肌に優しいかつ馴染みがよく、へちまから精製したヘチマ種⼦油は角質まで浸透する力があるため、お肌の潤いと滑らかさを保ってくれる顔・全身用クリームです。敏感肌・乾燥肌の保湿、トラブル肌、赤ちゃんからご年配の方までのさまざまな肌質にご使用いただけます。

へちまここち 国産へちま葉と国産ハーブのここちいい湯 1袋25g入り
へちま葉と、ラベンダー、ジャーマンカモミール、ヨモギ等約50種類の国産ハーブをブレンドしたバスハーブ。春を思わせるような若草色に染まったお湯にゆっくり浸かりながら、やさしい天然の香りで癒やしのバスタイムを。

へちまここち 国産 へちま茶石けん はちみつ入り 80g
精製した馬油に無農薬栽培した自社農場のへちま葉を贅沢に使用し、はちみつも入れた合成界面活性剤・発泡剤無添加のやさしい手作り石けん。秋冬の乾燥しがちな季節や、エイジングケアにぴったり。

その他の『へちまここち』のラインナップはこちらから

実際にスタッフが試してみました!


「へちまここち 玉川温泉とへちまの力(ちから)月桃の香り スプレー(100ml)」の全成分は3つだけ。とてもシンプルですが、月桃特有の甘さがありつつもさっぱりとした香りです。お風呂上がりに全身に吹きかけて手軽に乾燥予防できるのがいいです。お肌のバランスも整えてくれるので、使い続けることで、乾燥による痒みなどのお悩みも緩和されそうです。詰替用もあり、お値段も良心的なので家族で使えるのも嬉しいです。


「へちまここち 国産へちま馬油クリーム」は香りのない、シンプルなクリーム。私は、季節柄乾燥が気になるので夜のスキンケア時に最後の保湿として使用しています。浸透するというよりはお肌に皮膜を作り、外敵から守ってくれるような使い心地。翌朝までしっとりするので、乾燥の気になる時期にはとても重宝すると思います。ミニサイズもあるのでもち運びができて、出先でもさっと塗れるのが嬉しいです。日本では古く昔から愛される馬油。なかなか手に取る機会はありませんでしたが、やはり昔からなじみのある素材だけに私たち日本人のお肌にスーッとなじみ、とても使いやすいなと感じました!


「へちまここち 国産へちま葉と国産ハーブのここちいい湯 1袋25g入り」は約50種類ものハーブが調合されているバスハーブ。1袋に25gと量もたっぷりに入っていて、ハーブの力をお肌にいっぱい吸収できそうな贅沢さです。香りはそこまで強くはない印象ですが、20分程度湯船につかると、ポカポカ体が温まります。今日はなんだか疲れたなと感じる日の夜の、リラックスタイムにおすすめです。

へちま から始めるここちいい生活

食べるだけでなく、実用性、薬用、文化的な価値まで持っている多用途な へちま 。エシカルやサステナブル社会といった、自然と調和した生活を大切にする現代において、へちま は今だからこそ見直したい存在の一つです。へちま愛がたくさん詰まった『へちまここち』から、ここちいい生活を始めてみませんか?

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