ちょっとした工夫で涼やかに。暑い夏を快適に過ごすアイディア

2023年の夏は、毎日熱中症アラートがでるほど全国的に危険な暑さが続いていますね。例年、お盆を過ぎると多少涼しくなるものの、まだまだ暑さ厳しいこの時期。身体がホッとひと息つける過ごしやすい気温までは、もう少し時間がかかりそう。そんなときは少しでも快適に、涼しく過ごせるよう、ちょっと工夫をしてみませんか? 今回は上手に 暑い夏 を乗り切るアイディアをご紹介します。

暑い夏

1.部屋を工夫してみる

換気をして風通しをよくする

閉め切った部屋の中は空気が停滞し、風もないため暑さがこもりがちです。日中の日当たりがいいとさらに熱はこもり、部屋に入った瞬間モワッとしますよね。そんな部屋の中を涼しくするにはまず換気をして風通しをよくしましょう。ポイントを抑えて換気をしてみましょう。

point1 風の入口と出口をつくる
→1方向だけでは流れづらい風は部屋の複数方向の窓やドアをあけることで風の抜け道をつくることが大切です。

point2 扇風機やサーキュレーターを使う
→風の流れをつけることで部屋の中の風を効率よく動かせます。

point3 カーテンをあける
→窓を開けていてもカーテンが閉まっていると風を遮ってしまうことも。カーテンもあけて風が出入りするようにしましょう。
 

青いインテリアに模様替え

暑い夏 には見た目で涼しさを演出するのもおすすめです。青い色には脳をリラックスさせたり、集中力を高める効果のほか、体感温度を低く感じさせてくれる効果があります。青のカーテンやラグ、ベッドカバーなどお部屋の中に青いインテリアを少しプラスするだけで、体感温度が3~4度低く感じると言われています。これは取り入れない手はないですね。

い草や竹といった天然素材のものを取り入れる

い草は畳などにも使われていてサラッとした手触りが特徴です。湿気を吸収してくれて、さらに空気を浄化する効果もあります。竹はひんやりとした手触りで抗菌、消臭効果もあります。い草も竹も 暑い夏 の体感を下げるのに最適な天然素材!ラグやクッション、スリッパなど取り入れやすいものを選んでみるとよいでしょう。

ファブリック類は冷感作用がある麻などを選ぶ

暑い夏 を乗り切るにはファブリック類の素材選びも重要です。麻は繊維の断面がドーナツ状になっていて、水分を吸収し、吸収した水分を蒸発させるのが早いのが特徴です。熱と湿気を奪うため熱がこもらず、涼しさを感じやすいのです。ベッドカバーや枕カバーなどのファブリックを麻素材に変えてみても◎ですね。

透明感のあるガラスやアクリルのインテリアで涼を感じる

透明感のあるガラスやアクリルのインテリアはなんとも涼しげですよね。花瓶やモビール、小物やハンギングアイテムなどちょっとした透明感アイテムが夏の暑さを和らげてくれるでしょう。

2.旬の野菜を食べる

暑い夏 に旬を迎える夏野菜は水分を多く含んだ瑞々しいものが多く、体温を下げてくれる効果があります。きゅうりやトマト、ナス、オクラ、とうもろこしなどの夏野菜に多く含まれるカリウムは利尿作用が高く、体内にこもった熱を体の外に放出してクールダウン。栄養がしっかりとれて、おいしくて、暑さ対策にもなる一石三鳥の夏野菜。今年は難しいかもしれませんが、比較的家庭菜園でも育てやすいので、育てるところから始めてみるのもいいかもしれませんね。

3.体を冷やすときは効率よく

暑い中 頑張って歩いて帰ってきたものの、1日閉め切った部屋はもわっと熱気がこもっている。。風を通しつつ、エアコンをつけても、部屋が涼しくなって自分の体の暑さが落ち着くまでには多少時間がかかります。一刻でも早く涼しくなりたい、そんなときは効率よく体を冷やす方法を試してみて。ポイントは首筋、脇の下、太ももの付け根を冷やすこと。太い血管が通っているこの3ヵ所を冷やすことで、体にこもった熱を効率よくクールダウンすることができます。保冷剤や冷やしたタオルなどで部分的に冷却してみましょう。熱中症気味のときにクールダウンさせる際もこの方法が活かせますよ。

4.昔ながらの暮らしの知恵

打ち水

アスファルトやコンクリートは熱がこもりやすく、気温が下がりにくい特徴があります。打ち水をしてあげることで水が蒸発する際の気化熱の働きで温度を下げることができます。さらに、地面の気温が上がりにくくなることもあるので、涼しさを感じることができます。気温が上がる前の朝や、気温が下がった夕方の時間帯に打ち水をするとより効果的です。
 

水の入った湯おけに足をつける

湯おけに水を張り、足をつけるだけ。簡単な方法ですが、しばし暑さを忘れるくらい涼しくなりますよ。
 

金魚鉢を眺める

昔の暮らしを思い出し、金魚鉢をお部屋に置くのも良いでしょう。水のなかを泳ぐ金魚、揺れ動く水草などは、みているだけで涼しさを感じさせてくれます。

風鈴をさげてみる

日本の夏の特有である「音で涼をとる」風鈴。「ちりりん、ちりりん」という音色が夏のそよ風を知らせてくれます。窓際やベランダに吊るしておくだけで、涼を連れてきてくれます。

エコで風情のある「夕涼み」の楽しみ方

ちょっとした工夫で毎日が快適に。元気に夏を過ごそう!

夏を快適に過ごすアイディア、いかがでしたでしょうか。まだまだ暑さが続きそうな今年の夏。ちょっとした工夫で少しでも快適に過ごせたら嬉しいですよね。終わってしまうと急に淋しくなるのが夏でもあるので、暑さと仲良くしつつ、上手に涼みながら元気な毎日を過ごしましょう!

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