旬の素材が美肌を作る。冬に食べたい美容食材・おすすめレシピ
公開日:2017年 12月 4日
季節のものを食べることが健康的な食生活の基本です。四季折々の旬の食材を知り、食卓に取り入れることによって、心身のバランスも整います。冬が旬の食材を使った美肌を作る食生活のヒントを3つ紹介いたしますから、寒さが厳しい時期にお試しください。
芯からポカポカ。冬野菜を鍋物で
冬が旬の野菜には、身体を温める根菜類がたくさんあります。野菜を大量消費したい時には、身体が芯から温まる鍋物を作ってみましょう。タンパク質も代謝を高める働きがあるため、鳥団子や魚介類を入れるのもおすすめです。
11月あたりからは産卵を控えて、ふっくらおいしい牡蠣が出回る時期。タンパク質が豊富なうえに、ターンオーバーをサポートしてくれる亜鉛が豊富な美肌食材の1つですから、鍋の主役にぴったりです。鍋によく使われるネギの白い部分は、アリシン豊富。疲労回復を促したり代謝を促進したりしてくれて、冬場の体調管理に役立ちます。青い部分にはビタミンCが豊富なので、薬味として取り入れましょう。しょうが・大根おろしなど他の薬味にも身体を温める働きが期待されるため、積極的に取り入れたい具材と言えます。
美しいボディラインを維持するには、食べ方も重要です。野菜を最初に食べることで自然にカロリーダウンできるため、ダイエット中の方は頭に入れておきましょう。
毎日食べたいレンコンのきんぴら
1年中スーパーで見かけることも増えているレンコンですが、冬が旬の野菜です。加熱してもビタミンCが壊れにくい性質があって、美白を目指す方におすすめできます。食物繊維豊富で腸内環境を整えてくれるところも、女性にはうれしい特徴でしょう。
人参と一緒に細かくスライス、ごま油で炒めたところに醤油・みりん・砂糖・酒で味付け、汁気を飛ばすだけでレンコンのきんぴらの出来上がり。小分けにして冷凍すればお弁当のおかずにも使えて、一人暮らしの女性にもおすすめしたい食べ方です。
1日1個のみかんでアンチエイジング
冬のリラックス時間には欠かせないフルーツと言えば「みかん」ですよね。ビタミンCや抗酸化物質が豊富で、アンチエイジングに適しています。最近注目を集めているのは「β-クリプトキサンチン」という成分。メラニン色素の合成を阻害する働きがあるとされて、美白を目指す女性の味方です。ヒアルロン酸の合成酵素を活性化する働きも認められて、保湿ケアをサポートする効果があるところも見逃せないポイント。1日1〜2個のみかんを毎日食べるだけで、β-クリプトキサンチンを十分に機能させることができるそうです。
普通に食べても十分おいしい果物ですが、オーブンで丸ごと焼いて食べる方法が広まりつつある様子。焼き目がつくくらいまで5〜10分くらい焼くだけで、真っ黒な「焼きみかん」の出来上がりです。果物をそのまま食べると身体が冷えてしまいますが、温めた状態なら代謝促進に役立ちます。ホクホクとした食感はスイーツのようで、小腹が空いたときの間食にもおすすめです。
四季の食材を取り入れた食事は美肌作りに役立つだけではなく、心を豊かにしてくれます。たくさんとれる時期ならお財布にもやさしく調達できて、家計管理にも役立つでしょう。美容も健康管理も医食同源。身体の内側から元気になる食事の工夫をはじめてみてはいかがでしょうか。