美髪を作る基礎知識。トリートメント、コンディショナー、リンスの違いとは?
公開日:2017年 7月 11日 最終更新日:2017年 7月 12日
トリートメント、コンディショナー、リンスの違いをはっきり理解できていますか。ぞれぞれの役割を知ったうえでアイテム選びをしないと、思うような効果を得られません。知っているようで意外と知らないシャンプー後のケアについて考えてみましょう。
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リンスとコンディショナーは表面に作用
リンスとコンディショナーは、髪の表面をコーティングして質感良く見せるものです。指通りを改善して、サラサラに仕上げるねらいでも活用されます。根本的なトラブルケアというより、ツヤや指通りなど外見面での美しさを重視するものが多いはずです。メーカーによってはリンスとコンディショナーどちらかだけの取り扱いとして、呼び名を統一していることもあります。
髪の表面をターゲットにしたケアアイテムですから、頭皮まで塗りこむ必要はありません。髪に浸透させるものでもないため、表面になじませてすぐ洗い流す使い方が通常です。
髪の健康をサポートするトリートメント
トリートメントは、髪内部に必要な栄養素を与えて状態を整える働きをします。リンスやコンディショナーの役割も兼ねた商品が多いため、シャンプー&トリートメントでヘアケアを完結できます。紫外線ダメージ、エイジングトラブルなど悩みに応じたトリートメントを選択すると、より効果が高まります。髪や頭皮の状態を日々のお手入れで確認して、コンディションに合わせたアイテム選びを工夫します。毎日のケアで使うアイテムの他、集中補修トリートメントの併用がおすすめです。集中補修トリートメントとは、美容成分をたっぷり含んだスペシャルケア用アイテムのこと。たとえば、オーガニックオイルを使ったこの2つは集中ケアにぴったりです。
ROSE DE MARRAKECH ヘアトリートメントパック
乾燥ダメージが気になるときに使いたいモロッコ流の集中ケアパックです。アルガンオイルをベースに上質な植物オイルをたっぷりとブレンド。うるおいと栄養素を補って、しなやかでしっとりまとまる髪をサポートします。
EOリペアーマスク(トリートメント)
紫外線や乾燥ダメージで傷んだ髪を修復、芯から強く美しい状態へと導くトリートメント。オーガニックアロマのやさしい香りに包まれながら、サロン気分でケアできます。とくにダメージが気になるときには、蒸しタオルやヘアキャップを使ってみましょう。スチーム効果で浸透力が高まって、蓄積したヘアダメージ改善をサポートできます。
トリートメント機能を兼ねたコンディショナー
コンディショナーの一般的な役割は上で紹介した通りですが、トリートメント機能を備えた上質なアイテムもあります。このタイプのコンディショナーを使う場合は、トリートメントとして代用可能。シャンプー&コンディショナーのケアでお手入れを完結できます。とくに、天然保湿成分が入ったオーガニック原料のコンディショナーは、パサつく髪にぴったりです。ハイダメージの時でも使えるおすすめコンディショナーを2つ紹介しましょう。
Care of Gerd ディープモイストコンディショナー ドライ&ダメージヘア
白樺リーフウォーターと野生のベリーから採れたシードオイルを配合した高保湿タイプのコンディショナー。シャンプー後に2〜5分なじませて洗い流すだけで、しっとりまとまる髪をサポートします。栄養たっぷりのオイルがダメージを重ねた髪の内側からアプローチ。柔軟性を補うことで、ごわつきやうねりが気にならないしなやかな質感へと導きます。
AVALON ORGANICS コンディショナーLV ラベンダー
ラベンダーオイルとエキスのやさしい香りが印象的なコンディショナー。ひまわりオイル、ホホバオイルがダメージヘアをやさしく包み込んでケアします。低刺激で頭皮の負担になりにくい素材を使っているため、敏感肌の方にもおすすめです。