エコサート ってなに?オーガニック認証の化粧品を知る

みなさん エコサート (ECOCERT)ってご存知でしょうか?ほとんどの方が見聞きしたことがないのではないでしょうか?
エコサート とは、世界最大規模のオーガニック(有機)認証機関のことなんです。
では具体的にどのような機関なのか、今回は エコサート についてのお話しです。

エコサート(ECOCERT)について

エコサート

エコサート(ECOCERT)は1991年に設立された、フランスのトゥールーズを本部と する国際有機認証機関のことです。現在では世界各地に23の支社を置き、80ヶ国以上にて農産物をはじめ、加工食品、畜産物、化粧品、コットン、その他様々な有機認証を提供しています。エコサート認証された企業は、国際的な有名企業が名を連ねており、一般消費者や業界、政府関係者まで多くの信頼を得ていると言われています。

オーガニックコスメに関する基準は国や地域によって様々でしたが、品質を維持するために、エコサートを含む欧州5ヶ国の認証団体が合同でオーガニックコスメに関する統一基準「COSMOS」を策定。そのベースとなったのは、世界でも厳しい審査水準を持つECOCERTコスメ認証です。
現在新たにエコサートを取得すると、エコサートCOSMOS認証となります。よりグローバルな基準での審査を合格した証です。

エコサートのオーガニックコスメの認証基準は大変厳しく、オーガニック原料は、 土づくりから管理される厳しい基準をクリアしたオーガニック認証原料でなくてはならないほか、 製造工程や容器においても、リサイクルや地球環境への配慮等、細部に至るまで厳しくチェックされ、 認定後も一年に一度の年次検査がおこなわれています。

ECOCERT(エコサート)認定ガイドラインの概要について

エコサートのうち、化粧品に関する認証には2つのラベルがあります。NATURAL COSMETICというラベルと、さらに厳格なORGANIC COSMETICというラベルです。

ORGANIC COSMETIC の基準

・完成品の95%以上が天然由来原料であること。(水含む。)
・植物原料の95%以上がオーガニック原料であること。
・化学原料は完成品の5%未満であること。

NATURAL COSMETIC ナチュラル化粧品 の基準

・完成品の95%以上が天然由来原料であること。
・植物原料の50%以上がオーガニックであること。
・化学原料は完成品の5%未満であること。
※水やミネラルは天然由来原料の区分にあたり、オーガニック原料に含まれないため完成品に占めるオーガニック原料は10%以上と定められています。

日本においてのオーガニックコスメの基準

日本国内ではオーガニックコスメの明確な定義が設けられておりません。
「どのようなものをオーガニックコスメと呼ぶのか」は、製造販売する企業に委ねられているのが現状です。日本国内で製造販売されているオーガニックコスメの定義は企業によって異なる為、本当に安全な成分が使用されているか、製造工程に問題はないか、きちんと自身の目で確認することが必要です。

日本のコスメブランドの中にもエコサート認定を受けているものや、認定を受けていないまでも、原料や成分にこだわったオーガニックコスメも販売されているため、判断が難しくなっているのが現状。
「オーガニックコスメ」と名打っているコスメを言葉だけで判断するのではなく、認証を取得しているかをはじめ、原料の生産、含有される成分、パッケージなど、さまざまな視点で見極めコスメ選びをすることが重要です。

その他のオーガニック認証についてはこちらの記事もご覧ください▼

そもそも『オーガニック認証』って何?ECOCERT・COSMOS・USDA

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