妊娠中 でも アロマセラピーを楽しむには?使える 精油 と使い方、妊婦さんが知っておきたいポイントを紹介
公開日:2023年 1月 4日 最終更新日:2023年 4月 7日
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妊娠中、アロマセラピーは危険?
精油は植物から抽出した芳香成分です。植物中の精油はわずか1~1,5%程度。0,01~0,02%しか取れない植物もあります。その少量の精油の中には香りだけでなく本来植物が持つ力が凝縮されています。精油の作用はとてもパワフルで、効果効能が得られます。ただ、妊娠中や赤ちゃん、てんかん、ペットには使えない精油もあります。
精油は基本的な使い方や種類をしっかり把握していればアロマテラピーを楽しめます。特に妊娠中は使えない精油もあるのでしっかり知識を持って使用する精油選びや使用方法を選ぶことをおすすめします。
妊娠中にアロマセラピーをする際のポイント
妊娠中に全てのアロマセラピーがダメということはありません。正しい使い方であれば妊娠中もぜひ取り入れてみてください!
妊娠初期は特に使用には注意が必要です。精油によっては子宮を刺激するものもあり、妊婦さんには危険です。また、切迫流産、早産の傾向があったり、お腹が張る時にはアロマテラピーは一切行わないようにしましょう。
妊娠後期になると使える精油は増え、出産直前は分娩促進にもアロマテラピーは大いに活躍します。足がつる時やむくみ、腰痛、妊娠線予防や睡眠不足、疲労回復など妊婦さんならではの体調の変化にアロマの力で改善を図るのも良いでしょう。
アロマセラピーの中でも芳香浴は安心して妊娠中も楽しむことができます。精神が安定しなかったり、体調が優れない時などは芳香浴で気分転換やリラクゼーション効果もあります。
また、妊娠中は皮膚が敏感になりやすいため、アロママッサージやアロマバスなどを行う場合には通常よりも精油を低濃度で使用するようにしましょう。
妊娠中に避けた方が良い、精油
妊娠中の精油の使用は、専門家の中でも意見が分かれ、特に日本は比較的神経質に捉えているようです。しかし、ここでは安心できるように、少しでも可能性があるものをリストに加えています。心配な場合には使用前には医師やアロマセラピストに相談するようにしましょう。
妊娠初期
注意が必要な精油
・カモミール(ローマン、ジャーマン)、ラベンダー、ローズ
妊娠中期、後期
使える精油は多くなってきますが、注意が必要です。体調やそれぞれのケースによって変わりますので注意しましょう。
・クラリセージ、クローブ、シダーウッド、ジュニパー、ジャスミン、シナモン、セージ、ニアウリ、ネロリドール、バジル、パルマローザ、ペパーミント、メリッサ、ユーカリ、ラベンダーストエカス、レモングラス、ローズマリー
妊娠中 にも使えるおすすめ精油
妊娠中にも使える精油はあります。妊娠期が進むにつれて使える精油も増えますし、出産前後にも役立つので、少しづつ取り入れてみるのも良いでしょう。
グレープフルーツ、ティートリー、ネロリ、ベルガモット、ユーカリ、レモン、ローズウッド
LA FLEUR オーガニックエッセンシャルオイル グレープフルーツ 3ML
日本で初めてECOCERT(エコサート)認定を取得した、オーガニックエッセンシャルオイル。爽やかな中に苦みを感じる柑橘系の香り
LA FLEUR オーガニックエッセンシャルオイル ティートリー 3ML
グリーン調で清潔感を感じる香り
マッサージ:妊娠線の予防
妊娠線はお腹が大きくなるにつれて皮膚が伸縮に耐えられず、皮膚の表皮、真皮が耐えられずに避けてしまい内出血を起こします。赤紫の筋ができ、時間が経つと白い後が残ります。乾燥肌や高齢妊娠、急激な体重の増加、冷え性の方に現れやすい妊娠線は、妊娠中のケアで予防ができます。
妊娠線予防には保湿が大切です。天然成分100%のオイル(ホホバオイル、スイートアーモンドオイル)を使うことをおすすめします。
安定期に入ったら妊娠線予防のマッサージを行いましょう。お腹周りや胸、脇の下や太ももなど優しく撫でるようなマッサージで大丈夫です!
妊娠後期に入ったら、体調と相談しながら(お腹ががる場合はやめましょう)キャリアオイルに精油を混ぜても◎。マンダリンやゼラニウム、イランイランなどがおすすめです。
(妊娠中は皮膚が過敏なので精油をマッサージに使用する場合は通常の使用量でなく少量にしましょう)
妊娠線予防にすでにブレンドされたオイルを使用するのも良いでしょう。
babybuba ボディ&マッサージオイル
赤ちゃんにも使えるボディ&マッサージオイル。乾燥を防いでバリアしてくれます。滑らかな手触りでしっかり保湿してくれます。ママの妊娠中〜赤ちゃんのケアまで一本でできるのもうれしいですね。
Charis Seijo キャリアオイル ホホバ オーガニック 50ml (未精製)
ゴールデンホホバオイルはフェイス〜ボディまで幅広く使えます。乾燥を防いでしっかり保湿してくれます。
芳香浴:つわりの緩和
妊娠中のつわりはホルモンバランスの変化が原因とされています。つわり時はアロマデュフューザーなどで香りを拡散する芳香浴を取り入れてみましょう。
心身を整えたり、リラックスすることで少しでもつわりが軽減すると良いですね。
芳香浴:安心感
妊娠中は常にホルモンバランスや身体の変化が起こるので、精神的にも体力的にも不安定になりがちです。妊娠中にアロマテラピーに助けられたという方も多いです。芳香浴は気持ちを沈めたり、安心感につながるのでぜひ取り入れてみてください!
アロマデュフューザーの他、ハンカチに一滴垂らして持ち歩けば外出先でも安心です。
妊娠中にも安心してアロマテラピーを
妊娠中は心身ともに不安定な日々が続きます。不安や憂鬱な気持ち、予防としても大いにアロマテラピーがあなたを助けてくれるはずです。
使用する精油、使用方法に注意しながら、妊娠中にアロマテラピーを取り入れてみてはいかがでしょうか?