Made in JAPAN 日本の農業とつながる 国産オーガニックコスメ |おすすめブランドと商品もご紹介

そもそもオーガニックとオーガニックコスメとは何?

国産オーガニックコスメ

国産オーガニックコスメ を考える前に、そもそもオーガニックという言葉が何を指しているのかきちんと説明ができますか?

オーガニックは、有機栽培や有機食品を指す用語です。
オーガニックをまとめると下記のようになります。
・オーガニック=有機栽培は、化学合成農薬や合成肥料を使用せず、自然の循環や生態系を尊重しながら、農作物を栽培する方法
・オーガニックコスメとは、有機栽培された農作物や畜産物を使用して生産された化粧品のこと
・オーガニックコスメは、化学合成農薬や合成肥料を使用せずに生産されているため、農薬や化学肥料の残留物が少なく、環境への影響が少ない
・オーガニック食品、コスメは遺伝子組み換え作物を使用しないため、遺伝子組み換えに対する懸念を持つ人にとっては選択肢として人気がある
・オーガニックの定義や基準は国や規制機関によって異なるため、国や地域によって異なるオーガニックの基準を確認することが重要

農業と 国産オーガニックコスメ の関係

いまや食物だけではなく、日本で育つ農作物を使ったMade in JAPANの 国産オーガニックコスメ も増えてきています。
肌に直接つけるものやインナーケアなど身体に負担をかけないオーガニックコスメを選ぶことで安心して使用できます。

植物や自然界のもともと持っている効果効能を活かしたオーガニックコスメは肌への負担も軽減できるので、敏感肌の人や赤ちゃんから高齢の方まで幅広く使えるメリットもあります。

有機栽培やオーガニック農法は化学農薬や化学肥料を使わないで土壌を作ることから始める農業。時間と手間がかかります。ただ、時には過酷な環境下で育つ植物は、厳しい環境から身を守り、強く生き抜く生命力を蓄えています。植物の効果効能も期待でき、オーガニックコスメは肌本来が持つ美しさを引き立ててくれます。

国産オーガニックコスメ 市場の現状

欧米ではオーガニックコスメ市場は日本よりずっと早くから認識が高いものでした。日本でオーガニックコスメ市場が消費者の間で認識され始めたのは2003年頃です。徐々に市場も上昇し、コロナ禍でサステナブルを意識したライフスタイルが定着した理由から更なるオーガニックコスメの需要が高まっています。
2015年、国連サミットで掲げられたSDGs(持続可能な開発のため)2030年までに持続可能な世界を実現するために様々なことが見直されてきていますが、農業やオーガニックコスメなどもそのひとつです。オーガニックコスメ市場もさらに注目されてきています。

▼世界のオーガニック認証、コスモス認証についてはこちら

オーガニック世界統一基準、COSMOS(コスモス)認証とは?

▼エコサート認証についてはこちら

エコサート ってなに?オーガニック認証の化粧品を知る

農業と 国産オーガニックコスメ の連携事例

農業から生まれるオーガニックコスメも多く、ブランドストーリーや商品にかける想いなどが詰まったブランドもあります。
日本で生まれたからこそ馴染みのある農作物と香りなどをオーガ二ックコスメに込めることで、日本人の肌への馴染みのほか、後継者不足の農業への後押しにもなっています。

農業とオーガニックコスメが連携して作られた日本ブランドをご紹介しましょう。

○無茶茶園

https://yaetoco.jp
無茶々園は40年以上にわたり愛媛県で環境保全型農業に取り組む生産団体で、農薬や化学肥料に頼らないみかん作りをしています。柑橘類の生産が有名な愛媛県の柑橘を使って新しい価値を作りたいという思いから、精油と蒸留水を原料としたオーガニックコスメを作っています。

YAETOCO 伊予柑しっとり石鹸 100G

YAETOCO 伊予柑しっとり石鹸 100G
コールドプレス製法で作られたしっかり泡立ち、しっとり潤う石鹸。どこか懐かしい伊予柑の香りでバスタイムも癒されます。

YAETOCO バスソルト ぽんかんの香り 50G×5包

YYAETOCO バスソルト ぽんかんの香り 50G×5包
こだわりの天然精油を使ったバスソルト。ポンカンの香りがバスタイムを楽しくしてくれます。精油でしっとり肌に、湯冷めもしにくい塩で効果的です。

○WANOWA

農家の高齢化や生産地の後継者不足問題から「農産物」と「香り」のものづくりを組み合わせれば日本や世界に発信できる商品がつくれて、地域に興味を持ってくれる人が増える。そして、地域の農産物や伝統を持続可能なものにできるという想いから出来上がったアイテムが揃います。

WANOWA ハンドクリーム 和束茶 30G

WANOWA ハンドクリーム 和束茶 30G
無農薬栽培したチャ葉水を使用したハンドクリーム。茶葉の香りが引き立ち、お肌に潤いを与えてくれます。

WANOWA オイル&ウッド 加子母ひのき

WANOWA オイル&ウッド 加子母ひのき
加子母(かしも)で栽培される香り高きヒノキ。蒸留したエッセンシャルオイルとスタンドのセットです。森林浴効果もあり、玄関や寝室に置いておきたいアイテムです。

○STYLE JAPAN

日本の伝統や文化、素材、職人技など素晴らしいものを後世に残していきたいという考えのもと、ジャパニズムを追い続けています。心地よく使えるものを100年先もしあわせにというコンセプトのもと体や心、環境に優しいブランドです。

STYLE JAPAN くすのき防虫ブロック(3個入り)

STYLE JAPAN くすのき防虫ブロック(3個入り)
日本で昔から使われている天然の防腐剤でもあるくすのき。防虫・消臭効果があるくすのきの間伐剤や端材を活用したサステナブルなアイテムです。衣装ケースや靴箱などに置いておくと防虫や消臭効果を発揮します。

STYLE JAPAN くすのき防虫ブロック(3個入り)

STYLE JAPAN 菊花線香 標準型10巻×3包入り
100%ナチュラルな虫除け線香。無農薬栽培された除虫菊や和種ハッカなどの原料を使い、虫刺されを防ぎます。人や動物に優しい虫除け線香で安心して使えます。

日本の農業と 国産オーガニックコスメ の未来

海外ではオーガニックコスメの認定基準を定め、厳しい審査基準をクリアしたオーガニックコスメにはオーガニック認証が与えられます。オーガニック認証にはどのくらい環境に配慮した製造工程で作っているか、成分なのかなど認証機関によって独自の基準が設けられています。

日本におけるオーガニックコスメには定まった基準や認証制度は曖昧なものとなっています。今後の日本のオーガニックコスメ業界にはさらに農業との連携で自然療法や有機栽培など厳しく認証する基準を設けたりすることが必要になるでしょう。

ただ、オーガニックコスメの認知度は年々あがっていますし、需要もあります。今後、農業と日本のオーガニックコスメの未来はさらに進化が期待できそうですね。

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