冬の頭皮ケアを見直そう。乾燥対策・お手入れのコツ
公開日:2017年 12月 19日
冬の乾燥した空気・暖房によって乾燥するのは、お肌だけではありません。頭皮の乾燥トラブルは、フケ・かゆみを悪化させる要因です。冬の頭皮ケアを見直して、不快なトラブルを防止しましょう。
冬の乾燥から起こる頭皮のトラブル
よくある頭皮トラブルの例として、しっかりシャンプーしているつもりなのにフケが増える・皮脂のニオイが悪化するといった症状があります。乾燥によって過剰に分泌される皮脂が原因と考えられて、適切な保湿対策が必要です。
皮脂には、頭皮を潤してバリア機能を維持する働きがあります。冬の乾燥から頭皮を守るために「もっと油分を出さないと」とがんばってしまうことが、フケ・嫌なニオイといったトラブルが悪化する原因の1つ。そのまま放置していると頭皮環境がさらに悪化、抜け毛・薄毛といった悩ましいトラブルに発展するリスクもあります。
頭皮をいたわるシャンプー習慣をはじめよう
乾燥がひどくなる冬場こそ、頭皮をいたわるシャンプーケアの始め時です。市販のシャンプーには界面活性剤が使われているものも多くて、頭皮に負担をかけてしまいます。必要な皮脂まで洗い流してしまうことで乾燥を悪化させやすく、トラブルがなかなか改善しません。
そこでおすすめしたいのがオーガニックシャンプー。植物由来の成分を使っているアイテムなら頭皮と髪を保護しながら清潔な状態をサポートできますので、使い続けることにより皮脂バランスが整っていく実感を受けるでしょう。天然アロマはシャンプーを楽しくしてくれて、リラクゼーション効果も得られるところがメリットです。
ORIENS’TELLA アルガン&ホホバシャンプー03
アルガンオイル・ホホバオイルをベースに洗浄成分のコラーゲンを配合、頭皮環境を整えてくれるシャンプーです。フケ・かゆみを予防する抗炎症成分がトラブルの起こった頭皮を落ち着かせて、健康な状態へと導きます。
セルフ頭皮マッサージで血行促進
頭皮が凝り固まってしまうと、血行が悪くなります。必要な栄養素が十分に行き渡らないことで頭皮が栄養不足になることも、バリア機能が損なわれる要因でしょう。冬場になると首筋、肩がガチガチにかたまってしまう方は、頭皮も同じ状態になっているかもしれません。セルフ頭皮マッサージでやわらかくもみほぐし、トラブルを防止しましょう。
○ 頭皮マッサージのやり方
- 500円玉くらいの量を手にだして、頭皮に塗ります。
- 前から後ろ・下から上の流れを意識して、全体をもみほぐしましょう。
- 親指と4本指で側頭部をつかむように持ち、円を描くようにほぐします。
- 額から頭頂部、側頭部を通って、首筋方向へと老廃物を流してください。
使うオイルは、ホホバオイル・アルガンオイルなどがおすすめです。ティーツリー、ローズマリーといった殺菌力が期待されるエッセンシャルオイルがブレンドされていると、ニオイ・フケ対策も兼ねてくれます。ダマスクローズのように優雅な香りを取り入れたアイテムも、ホームスパ感覚で素敵ですね。
ROSE DE MARRAKECH ユイル セッシュ[ドライヘアオイル]
アルガンオイルをベースに、無農薬ダマスクローズがリッチに香るヘアオイル。ビタミンEをたっぷりと含んだ良質なオイルが頭皮をやさしくいたわります。アウトバストリートメントとしても活用できますので、冬場の乾燥対策にはぴったりです。
シャンプー習慣と定期的な頭皮マッサージを意識するだけで、冬場のトラブルも予防できます。乾燥に負けない元気な髪と頭皮を作るため、保湿重視のお手入れをはじめてみましょう。