女性の大敵”冷え”解消のためにできること
公開日:2019年 1月 17日 最終更新日:2019年 1月 30日
女性の身体は”冷え”が大敵です。冷えが引き起こす不調や病気もあるくらいですので、根本から冷え対策をすることを心がけましょう。冷えの原因、冷えが引き起こす不調や改善策を知って、冷え解消のために生活習慣を見直しませんか?
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女性の”冷え”について
女性は男性に比べ、筋肉量が少なく脂肪が多いです。筋肉は体の熱を作り出すとても重要な役目を担っています。ですから、女性は筋肉量が少ないことで、熱を作り出しにくく、身体は温まりにくい状態なので、女性に“冷え性”が多いのです。
また、寒暖差により自律神経の調整がうまく効かなくなり、体温調整しきれなくなることでも”冷え”につながります。
女性の”冷え”もたらす不調
女性は冷えることによって起こる不調は多くあります。原因不明だったその不調はもしかしたら冷えが原因かもしれませんよ。
- 月経不順や月経痛
- 肌の不調(くすみ・たるみ・シミ・シワなど)
- 肩こり・偏頭痛・疲れ・耳鳴り・めまい
- 乾燥肌やかゆみ
- 不妊
内科系・自律神経系・婦人科系の不調は身体の「冷え」が関わっている場合もあります。
”冷え”を改善する方法
”冷え”は血の巡りの悪さによって起こるものですので、血流をよくする習慣をつけることが重要です。血液は熱を運んで体温を調整したり、新陳代謝を高める効果もあります。
身体の外側からも内側からも温めることを意識して冷え性を改善しましょう。
- 筋肉量を増やす運動
- 血流をよくする食事
- 身体を温める飲み物
- 部分浴や全身浴
- オイルマッサージ
毎日の積み重ねにより、冷え性が徐々に改善していきます。詳しく見ていきましょう。
・筋肉量を増やす運動
筋肉量を増やすには、有酸素運動と筋トレの併用が一番です。ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動に加え、軽い筋トレを組み合わせることで、脂肪を効率よく燃焼させながら、筋肉量アップが期待できます。最も簡単に筋肉量が増える運動は太ももに効くスクワットです。
トレーニングは継続することが重要なので、毎日少しづつでも実行しましょう。
・血流をよくする食事
食事によってエネルギーをしっかり摂取することで血流アップさせたり、温める効果を高めましょう。
簡単にとりいれるなら、旬のものを食べるのが一番理に叶います。
冬だと根菜類は体を温める性質を持っているので、根菜類を中心とした野菜を積極的に取り入れましょう。
また、寒い地域で採れる食材は体を温める効果があると言われています。旬や地域を意識して食材選びをすると良いでしょう。
体を温める食材としてよく知られているのは生姜や唐辛子、スパイス類で、積極的に取り入れることをおすすめします。
・身体を温める飲み物
飲み物ではハーブティーや生姜紅茶がおすすめです。
ハーブティーはリラックスしながら身体を温めるのに適していますが、ハーブによっては妊婦さんや持病には適さないものもあるので、注意しましょう。
生姜紅茶は、生姜も紅茶も体を温めてくれるものなので、効果的な組み合わせです。
ホットコーヒーや熱燗などは身体を温めるイメージですが、実は逆に体を冷やすので、過剰摂取は避けましょう。
・部分浴や全身浴
冷え性解消には入浴が効果的です。お風呂の浮力、水圧を感じることで血行促進につながります。全身浴は40度くらいのぬるめのお湯で15~20分しっかりとお湯に浸かると良いでしょう。芯から身体が温まったら、あまり時間を空けずに入眠することも重要です。
朝の入浴や、疲れすぎている日の入浴には「部分浴」がおすすめです。「手浴」や「足浴」は洗面器やバケツにお湯をはり、10~15分程度浸かりましょう。
部分浴や全身浴にはアロマオイルやバスソルトを入れることでさらに血流アップもさせ、冷え性改善につながります。
FOR BATH
フォアバス カモミール(お風呂用ハーブ)
天然100%の入浴剤は鼻から入る香りと皮膚から吸収される経皮吸収により、さらにリラックス効果も得られ血流促進につながります。
・オイルマッサージをする
冷え性解消のためにはオイルマッサージも効果的です。ブレンドされたマッサージオイルや植物オイルにアロマオイルを1~2滴垂らしたものを使用し、ふくらはぎや足裏、腕や手のひらのマッサージをしましょう。身体の末端は特に冷えやすいので、マッサージすることで全身の血行促進が期待できます。
また、アロマオイルを混ぜてあげることでより代謝アップや副交感神経が優位になることで、血流促進につながります。
EO
フレンチラベンダーボディオイル
ブレンドされたオイルなら手軽に始められて、セルフマッサージにはおすすめです。
女性の大敵である冷え性は日々の生活習慣の見直しをすることで解消され、原因不明の不調の改善や身体の芯からの冷え性改善を目指しましょう。
冷えを外側からも内側からも防いで、冷え知らずの身体を作っていきましょう。