そもそも『オーガニック認証』って何?ECOCERT・COSMOS・USDA
公開日:2019年 12月 2日
近年よく耳にするようになってきた『オーガニック』。安心安全を第一に食べ物や化粧品などを選ぶ方も増えてきました。
厳しい基準で検査され、ある一定の基準を満たした製品にだけ与えられる『オーガニック認証』を得たオーガニック製品は信頼度も高く、より安心して手に取ることができます。
日本ではまだ聞きなれない『オーガニック認証』のあれこれを探っていきましょう。
オーガニックとは?
「オーガニック」とは農薬や化学肥料に頼らず、太陽や土、水や微生物などの自然の恵みを活かした農林水産や加工方法です。また、「オーガニック製品」とはさらに製造行程において環境や生物への負荷を最小限に抑えた製造方法で作られているものです。
農薬や化学肥料を使えば大量生産や安価に作ることができますが、環境や身体には多少なりとも害を及ぼす可能性があります。
オーガニック認証ってどんなもの?
「オーガニック認証」とは、栽培から製造行程に至るまで有機栽培によって作られた植物を使った製品であることを認証するためのもの。
オーガニック製品は農薬や化学肥料を使っていないので、環境にも優しく身体にも安全なものとして認識され始めました。ヨーロッバやアメリカでは、不正にオーガニックという言葉が出回らないように、ある一定の基準を満たしたものに対してオーガニック認証をする機関や団体が多くあります。
機関や団体によってオーガニック認証の基準は異なります。ヨーロッパでは「COSMOS」、アメリカでは「USDA」が有名ですね。日本では「有機JAS」によってオーガニック認証された植物が「有機」「オーガニック」と表示できますが、化粧品や製品においては認証機関がまだないのが現状です。
ECOCERT認証機関
フランスの厳しい基準の認証機関である「ECOCERT」は高度な検査技術や科学知識を持つ調査団体で、原料から包装容器に至るまで様々な基準をクリアしなければ認定を受けることができない機関です。
また認定後も、一年に一度審査があり、基準を満たしていなければ剥奪されてしまいます。
オーガニック化粧品に関して地球環境に配慮したサスティナブルな発展のための厳しい環境適応基準が定められています。
オーガニック認証製品ってどのように見分けるの?
オーガニック認証を受けた製品には、その認証機関の証がパッケージにマークで記載されています。認証機関によってマークは異なります。
オーガニック製品を選ぶ際の基準として、認証マークがあるかないかも判断基準としてみてみるのも良いでしょう。
babybuba トライアルセット
エコサート認証を全商品取得しているベビースキンケアブランド「babybuba」赤ちゃんの肌はデリケートだからこそオーガニック製品にこだわりたいですね
環境に優しく、身体に安全なものを選ぶ
オーガニック認証を受けた製品は、環境にも優しくて身体に安全なものです。
地球環境汚染が日々変化していくのを目の当たりにしていると、環境に配慮した製品を選んで使うことは、将来の地球のためにもなります。
また、毎日使うものだからこそ、身体に安全なものを選ぶことは、将来の健康への害や子孫への遺伝を考えてもオーガニック製品にこだわって使っていくことも大切ですね。