かゆみをともなう冬の肌トラブルは、毎日のバスタイムを見直して
公開日:2016年 2月 3日 最終更新日:2019年 1月 16日
寒い冬の季節。肌がカサつき、かゆみに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。我慢できずに掻いてしまうと肌がボロボロになってしまい、余計に肌荒れが悪化してしまう可能性もあります。では乾燥肌によるかゆみにはどのような対策をとればいいのでしょうか?かゆくなる原因と一緒にみていきましょう。
冬に肌がかゆくなる原因とは
冬になって二の腕や腰の周りがかゆい!ムズムズする!寝ているうちに掻いてしまい、朝起きたら肌が赤くなり荒れていたという経験を持つ方も多いのではないでしょうか。そのかゆみの原因は、ほとんどが乾燥によるものです。冬は気温、湿度ともに低いため、以下のようにお肌は乾燥しやすい状態に陥ります。
・気温が低いことにより、皮膚を生まれ変わらせる「ターンオーバー」という肌の機能が低下するため、肌が荒れやすくなる。
・寒さにより皮脂が作られにくくなるため、天然の肌のバリア機能が弱くなってしまう。
・空気の乾燥によって肌の水分が排出され、乾燥しやすい状態になっている。
このように、冬は肌の機能が低下してしまうため、かゆみや肌荒れが起きやすい季節なのです。肌荒れを放置してかゆみに耐えられず掻いてしまうと、かゆみの原因「ヒスタミン」という物質が増え、さらにかゆみが増して悪循環になることも。そのため、かゆみを起こさないようにきちんとした対策をとるようにしましょう。
乾燥によるかゆみを改善するにはバスタイムが肝心
寒い季節はお風呂に入ってポカポカ体を温めたいですよね。この入浴時、いくつかのことに気をつけるだけで乾燥によるかゆみを改善することができるのです。ここでは、かゆみや肌荒れを起こさない入浴のポイントをご紹介していきます。
・まずは、肌に優しいボディソープや石鹸を選んでみてください。ドラッグストアなどで安価で売っているものの多くは合成の界面活性剤を配合しています。合成界面活性剤は汚れを落とす力が強いのが特徴ですが、これで体をゴシゴシ洗うと、肌に必要な量の皮脂も洗い流してしまい、乾燥に繋がる恐れがあります。そのため体に優しいオーガニックのボディソープや石鹸を使うことをおすすめします。
・乾燥が気になるときはナイロンタオル等を使用せず、素手で肌をなでるように洗うようにしましょう。ナイロンタオルの摩擦は皮脂を取り除き過ぎに繋がってしまいます。それでもタオルを使用したい場合は、オーガニックコットンやリネン、シルクなどお肌への摩擦が比較的少ない天然素材のタオルを選ぶようにしてみてください。
・つづいて、冬にやってしまいがちな長風呂にも注意が必要。体を温めようと長時間お風呂に入る方もいると思いますが、実は乾燥の原因の一つなのです。浴室で湿度が高いと言っても、肌にある水分が奪われていく状況に変わりはありません。長めに入浴したい場合は、保湿効果のあるバスソルトやバスミルクを湯船に入れて入浴するようにしましょう。アロマの香りがするものを選べば、リラックス効果も期待できておすすめです。
・最後に大切なのがお風呂上がりの保湿ケア。顔だけじゃなく、かゆみが気になる部位など体全体をケアしていきます。背中や足は範囲が広いため、ボディオイルを使うとすべりも良く広範囲に塗ることができます。お風呂から上がってからの時間に比例してどんどん肌は乾燥していくので、できるだけ早く保湿ケアをおこなうようにしましょう。
おわりに
冬は肌の持つ機能が低下し、乾燥しやすい季節。乾燥が悪化するとかゆみや肌荒れといった肌トラブルとなってしまいます。それを改善するにはバスタイムの習慣を見直すことが大切です。かゆみが起こる前に対策をとって、乾燥する冬の季節でもみずみずしい肌を保ちましょう。
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