寒い冬は身体の芯から温まる「バスタイム」を

11月も中盤に差し掛かり、冬の寒さを感じることが増えてきましたね。
この時期は、身体・体調の変化や冷えから生じる不調を感じる方も多いでしょう。
ところで、みなさんは毎日入浴していますか?面倒だからと、シャワーだけで済ませていませんか?
お風呂に入り身体を温めることはとても大切なこと。入浴により芯から体を温めることで得られるメリットはたくさんあります。
今回は最適な入浴方法と、バスタイムがもっと楽しくなる入浴剤をご紹介していきましょう。

日本と海外の入浴事情

日本では湯船に浸かることが昔から日常でした。日本の入浴文化が今の形に近づいたのは、江戸時代の「銭湯」文化が発展したからだそうです。銭湯が家庭に持ち込まれ、内風呂の文化となり現在の形になりました。一方海外ではシャワーだけで済ます国が多いですよね。これは、日本人が入浴に「癒し」「リラックス」を求めているのに対し、海外では「汚れを落とす」場所として浴槽・浴室を使用しているからなんだそう。
しかし、最近は海外でも入浴の効果について紹介され、重要性が高まってきているんだとか。
入浴には身体を清潔にする以外の様々な効果があると言われています。具体的にその効果をみていきましょう!

知っておきたい、入浴するメリットとは?

入浴には身体を清潔にしたり、温まるだけではなく、他にもたくさんのメリットがあります。そのメリットの中には医学的にも証明されていることも多く、知ることでより入浴が楽しくなりますよ。

    • 身体が温まる
      身体を温めることで、全身の血流が活性化し、新陳代謝が上がります。新陳代謝が上がることで体内の老廃物や疲労物質を除去できます。また、新陳代謝が上がると、内臓の働きも活発に。消化器官を助けたり、肌のターンオーバーを助けます。毎日入浴することで基礎体温をあげることも。基礎体温が上昇すると免疫力がアップ!風邪や病気に負けない体作りにも効果的です。
    • 疲れが取れる
      入浴により新陳代謝がアップすると、肩こりや疲労感、ダルさ、関節痛など1日の疲れや不調を改善してくれます。また、入浴中は水圧により血行促進効果も。これにより血液の循環もよくなることで疲労回復に繋がります。
    • むくみを解消
      入浴時の水圧には、むくみを解消する効果もあります。水圧にはマッサージのような効果もあるため、長時間の立ち仕事・座り仕事によるむくみや疲労は入浴で解消しましょう。入浴中に気になる部分をマッサージすることでより効果を高めることができますよ。
    • リラクゼーション効果
      水中では「浮力作用」が働くことで、日常でかかっている重力負荷を軽減できます。入浴することで負荷から解放されると、筋肉や関節への負担が少なくなるため、全身の緊張をほぐす効果があります。全身の緊張が解れると、心の緊張もほぐれ、リラックス効果に繋がります。
      この状態は身体のリラックスをもたらす副交感神経が優位になり、ストレス解消やイライラの低下など心身に良い変化をもたらします。さらに緊張がほぐれると、自律神経も調います。
    • 毛穴を開く
      身体を温めることにより、全身の毛穴が開きやすくなります。入浴後に洗顔することで溜まった皮脂や汚れが浮き出され、より効果的な洗浄が期待できます。

オススメの入浴方法

普通に湯船に浸かるよりも、より効果を高める入浴方法はご存知ですか?せっかく入浴するのに効果が半減してはもったいない!リラクゼーションや疲れをとり、新陳代謝をあげる入浴方法を知り、心身ともに健康になりましょう。

    • 湯船の温度は40度が最適
      お湯の温度は熱すぎず、ぬるすぎず40度が最適です。深部体温を0,5〜1度あげることで血流量が上がると明らかになっています。血流量が上がることで末端の冷えが改善されたり、入浴後の深部体温の低下をなだらかにしてくれます。
      また、40度のお湯に浸かることで副交感神経が優位になり、リラックス状態になります。就寝前の入浴では睡眠の質の向上にもつながります。少しぬるいと感じる温度ですが、あまり温度が高いとのぼせやすくなってしまったり、入浴後の寒暖差で体調を崩してしまうことも。さらに熱いお風呂は副交感神経ではなく交換神経を活発にさせるため、リラックスしにくい状態に。
      どうしても熱めのお風呂が好き!という方は、最初40度で身体を慣らしてから、最後の5分だけ熱めにするなどの工夫をしましょう。
    • 全身浴でしっかり肩まで浸かって10~15分
      今までは長時間の半身浴でじんわり汗をかくのが良いと言われていましたが、近年の研究では全身浴の方が全身がより温まりやすく血流量の変化にも効果的ということがわかってきました。肩までしっかり浸かることで、水圧や浮力の影響を最大限身体に与えることができます。また、浸かる時間は10~15分。長時間の入浴は肌のバリア機能が必要以上に奪われ、乾燥の原因になってしまうので注意です。
    • いきなり湯船に浸かるのはNG!
      特に寒い時期は要注意!脱衣所と浴室の寒暖差は「ヒートショック」が起こりやすいので気をつけましょう。「ヒートショック」とは寒暖差による血圧の急上昇・急降下が原因で脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞など血管の病気が起こること。身体が冷えた状態からすぐに入浴する・入浴してすぐに脱衣所に出るなどは危険と言われています。入浴前後には一度ぬるま湯のシャワーを身体にかける、脱衣所を温めるなどの対策を講じましょう。

入浴をもっと効果的に!入浴剤の効果

入浴の効果をより得るためには入浴剤を使うのがおすすめです。入浴剤に含まれる成分によっては、更なるリラクゼーション効果や疲労回復効果、血流アップなど高まるメリットがたくさん。ぜひ毎日の入浴に入浴剤を使ってみましょう。
入浴するだけでも心身ともに健康になれますが、入浴効果をよりあげるためには入浴剤の使用がおすすめです。入浴剤にはその含まれる成分による効果をはじめ、おおくのメリットがあります。

    • 温熱効果
      発汗作用のある入浴剤を使用することで、温熱作用をアップさせることができます。より新陳代謝をあげ、発汗することでデトックス効果が高まります。湯船の温度が高めが好きな方にもオススメです。バスソルトなどは発汗効果があるので、温浴効果を高めたい方にオススメです。
    • 血行促進効果
      炭酸系の入浴剤は、血行促進効果があります。入浴後の保温にも向いています。
    • 清涼アップ
      夏など気温が高い時期の入浴時にオススメです。ミントやハッカの含まれる入浴剤、または精油などを使用することで身体を温めながら清涼感も感じることができます。
    • リラクゼーション効果
      お風呂でもっとリラックスしたい方は、ハーブやお花などの香りを楽しめる入浴剤をつかってみて。ラベンダーにはリラックス・抗不安効果、オレンジにはエネルギーの循環や消化器系の働きを助ける効果、カモミールには抗炎症作用やなど、それぞれの植物には持っている効果があります。好きな香りやその日の気分、得たい効果で選ぶと良いでしょう。なお、この植物の効果は天然香料でないと得られないので、入浴剤を購入する際はチェックが必要です。
    • 保湿効果
      アーモンドオイルやホホバオイルなど保湿に向いている成分を含み、入浴後も肌をしっとりさせてくれる入浴剤もあります。ミルクタイプに多いです。入浴による肌の乾燥や、踵のひび割れ、手や足のカサつきが気になる方は保湿成分が含まれた入浴剤を選ぶといいでしょう。

他にも入浴剤には様々な効果があります。自分の状態にあった入浴剤選びをぜひしてみましょう。しかし、どの入浴剤でも注意したいのは、「どの成分が効果をもたらすのか」ということ。購入前には成分表をチェックしましょう。また、入浴剤は長時間肌に触れ・浸透するものになるので、安心できる天然素材などが使用されているものを選ぶのがオススメです。

バスタイム効果を高めるおすすめ入浴剤

amasia organic storeではオーガニック成分や天然ハーブにこだわった入浴剤をおすすめしています。オーガニック・天然成分は身体への安心はもちろん、素材そのものがもたらすリラクゼーションや肌の保湿効果を十分に感じられるので、バスタイムがより充実すること間違いなし!

YUZU ピール入りバスソルト
高知県産ゆず精油の天然アロマを楽しみながら、と瀬戸内産お塩の発汗・温浴効果、オーガニックアルガンオイルでお肌がしっとりするバスソルト。おうちで気軽にゆず湯が楽しめます。

YAETOCO バスソルト 甘夏の香り
甘夏の果皮から抽出した精油を使い、殺菌作用、制汗作用があるミョウバンを配合していて湯上がりさっぱり爽快なバスソルト。どこか懐かしく爽やかな香りでご家族みんなで楽しめます。お肌もしっとりし、湯冷めしにくいので夏も冬もおすすめです。

YAETOCO バスソルト ぽんかんの香り
心や体をリラックスさせて、気持ちを前向きに明るくしてくれるポンカンの香り。甘い香りに包まれてバスタイムが幸せな時間に。真珠貝パウダー配合で保湿効果、皮膚細胞活性化、ミネラルや有効成分もたっぷり。柑橘の皮を感想させた生薬の一種でもあるチンピが入っていて血流改善して温浴効果アップにも最適です。

ALEPIA デッドシ— バスソルト
天然ミネラルがたっぷり配合された死海の恵み「デッドシー」。死海の塩は塩分濃度が非常に高く、デトックス作用が抜群!ミネラルやマグネシウムが肌に潤いを与えます。香りのついていないタイプのバスソルトになるので、お好みのアロマを焚いたり、精油を湯船に垂らして楽しんでいただけます。

FOR BATH フォアバス ローズ
100%天然ハーブを使用した入浴剤です。本物のローズがそのまま袋に入っています。ローズの香りは女性ホルモンを高めたり、幸福度アップさせる効果があるため、優雅なバスタイムを楽しめます。

FOR BATH フォアバス カモミール
100%天然ハーブを使用した入浴剤です。カモミールの香りはりんごに似たほんのり甘い香りでリラクゼーション効果を高めてくれます。
またカモミールには抗炎症作用があるため、アレルギーや肌荒れなどで悩んでいる方にもオススメです。

入浴剤でバスタイムをもっと楽しむ

毎日の入浴は心身の健康にとても良いことです。その効果を入浴剤でさらに高め、毎日のバスタイムを楽しみましょう。
あなたも体調や気分によって入浴剤選びしてみませんか?

冬の乾燥対策 特集!保湿効果抜群なオーガニックコスメもご紹介

毎日使うものだからこだわりたい”タオル”のあれこれ

メリットいっぱいの石鹸、あなたの好みは?

最新記事

underwear

着ていることを忘れる心地よさ。リラックスするための アンダーウェア 選び

みなさんは アンダーウェア を選ぶ時、何を基準に選んでいますか?長い時間身につける物だか […] ……続きを読む

ホメオパシー

自然の力で健やかに。自然治癒力を引き出して心身のバランスを整える ホメオパシー

ホメオパシー とは、自然治癒力を引き出すことを目指す代替医療のひとつです。自然界の成分を […] ……続きを読む

まさに今が蚊の活動が活発になる季節。秋になってもしっかり 虫除け 対策しよう!

やっと涼しくなって、アウトドアレジャーを楽しめる気候になりましたね。嬉しい反面、注意が必 […] ……続きを読む

モロッコ王室で1000年以上前から取り入れられてきた美の秘訣「 ウチワサボテン 」の魅力

今、美容業界で注目を集めている「 ウチワサボテン 」。初めて耳にする方もいらっしゃるかも […] ……続きを読む

このページのTOPへ