「フェムケア」ってなに?女性特有の悩みに寄り添うオーガニックアイテムをご紹介
公開日:2021年 12月 8日
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「フェムケア」ってなに?
「フェムケア」とは、女性の月経、妊娠、更年期など女性の体や健康のケアをする製品やサービスを指す新しい言葉です。「Feminime(女性)」「Care(ケア)」をかけ合わせて作られています。女性性やホルモン分泌に関連した悩みを解決する商品やサービスのことを意味します。
女性の身体はとても繊細で、月経や妊娠、産後、更年期など日々女性ホルモンの影響を受けています。
「フェムケア」は女性性と向き合うために大切なこと。まずはフェムケアについて知ることからはじめてみませんか。そして、できることから是非実践してみてください。
急速に浸透している「フェムテック」という言葉も
2021年の流行語にも選出されている「フェムテック」。日本でも「フェムテック振興議員連盟」などが生まれるなど、認知が急拡大している言葉です。「Female(女性)」「Technology(技術)」をかけ合わせた用語で、女性の心身のケアのためにテクノロジーを駆使して作られたサービスのことを指します。「フェムケア」と似ていますが、「フェムテック」は女性特有の課題をアプリやAIなどのテクノロジーを使って解決するものなので、意味は異なります。
月経の周期を管理するアプリで自分の体調や気持ちのコントロールを図ったり、女性特有の疾患のための医療テクノロジーなどが含まれます。
自分の身体を大切にするために考えたいこと
自分自身と向き合う大切さ
女性の身体はとても繊細です。約28日周期でおとずれる月経により、人生の多くの時間が影響を受けます。生理痛やPMSなどに毎月悩まされている方も多いのではないでしょうか?
また、閉経するとホルモンバランスが変化し「更年期」がやってきます。女性ホルモンが急激に減少することで、心身にさまざまな不調として影響が出てきます。
まずは自分自身と向き合い、ケアをすることで、少しでも身体や心が楽になる「フェムケア」が今注目されています。膣周りやデリケートゾーンに関してはオープンにしにくいトピックになりますが、女性の社会進出やジェンダーフリーの話題が上がりやすい今、ライフスタイルの一部として自分の体と向き合い、「フェムケア」を取り入れる事はとても大切で、恥ずかしいことではありません。
自分の気持ちや身体の変化は、自分にしかわかりません。じっくりと自身の心と身体に寄り添うことで、より過ごしやすい状態にしていくことが大切です。
自分の生活に合った避妊法を選んで
現在の日本において最もメジャーな避妊方法として「コンドーム」が挙げられますが、ほかにも避妊方法はたくさんあります。「低容量ピル」や「避妊リング」という名前は聞いたことがありますか?
「低容量ピル」は高い避妊効果だけでなく生理痛やPMSなどにも効果があるため、さまざまな悩みの方に使われています。世界では最もメジャーな避妊方法となっており、欧米を中心に全世界で1億人(約8%)の人が使っているとも。さらに、最近注目されている「避妊リング」は子宮内に小さな避妊具を挿入し、着床を防ぐことができます。一度入れると5年間は入れたまま(途中で摘出することも可能)なので、ピルのように飲み忘れることもなく効果を発揮できます。同時に子宮内膜があまり分厚くならないため、生理痛がひどい方や過多月経などにも効果的です。長期的に妊娠を計画していない方、これ以上の妊娠を望まない経産婦の方にもオススメです。
このどちらも、高い避妊力が期待できますが、性病を防ぐ対策にはならないのでコンドームとの兼用が推奨されています。
性病チェックも入念に
人の体内に原因菌が侵入することで感染する「性病」。感染の原因は「性交渉」によるものです。症状がほとんどない場合もありますが、デリケートゾーン周りの痛みや痒み、出血、おりもの量の変化などが私たちでもわかる病気のサインです。適切な治療で治癒するものがほとんどですが、放置してしまうと慢性化してしまったり、治療が長期にわたることも。さらには相手の方へ移してしまうことも。。。年齢や月経の有無に関わらず、日々のチェックを大切にしてあげることで、早期発見につなげましょう。
注目されている3大フェムケアは?
フェムケアと一言で表せないほど、そのサービスや製品で扱われる女性の悩みはさまざまです。そんな中でも今特に熱い「フェムケア」ポイントをご紹介します。
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脱毛
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デリケートゾーンは妊娠、出産、排泄、セックスに関わる大切なパーツ。本来はデリケート部分を守る陰毛ですが、月経の経血が絡み付いたり、蒸れやすくなったりと、清潔を保つのが難しいですよね。全て脱毛するのは抵抗ある方も、膣周りのIラインやお尻周りのOラインだけでも脱毛することで、清潔を保つ手助けになりますよ。まぶたより薄い皮膚なので、刺激を受けやすいデリケートゾーンの脱毛は特に医療用脱毛など安心できる方法を選ぶことをおすすめします。
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洗浄
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敏感なパーツでもあるデリケートゾーンは皮膚も薄く、ゴシゴシ洗うのはNG! 乾燥を引き起こしたり、痒みや痛みの原因にもなってしまいます。デリケートゾーンを洗う時は洗浄力の強いボディーソープも避けたいです。弱酸性で保湿力のあるデリケートゾーン専用のソープを使って、手で優しく隅々まで洗いましょう。ただ、膣の中は自洗作用があるので、洗うのは避けましょう。
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保湿
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洗浄の次に大切なのは、保湿。顔のスキンケアと同じように洗いっぱなしでは乾燥が進んでしまいます。入浴後には保湿ミストやクリームを優しく塗り、しっかり保湿しましょう。
乾燥した状態で下着と擦れてしまうことで痒みや黒ずみの原因にもなるので、デリケートゾーンの保湿は、毎日の習慣にしていきましょう。
フェムケアアイテムの紹介
amasia storeではフェムケアアイテムも取扱い中。肌が弱い方や、どんなのを選べばいいか迷っている方は是非この中から選んでみてくださいね。
FOR BATH フォアバス ロPubicare organic フェミニンシフォンソープ ビターオレンジレモンーズ
デリケートゾーン専用サロンで生まれたオーガニックスキンケアブランド「ピュビケア オーガニック」。刺激を受けやすく、乾燥しやすいデリケートゾーンを優しくいたわりながらケアできるデリケートゾーン専用ソープがおすすめです。pHは弱酸性で保湿成分も配合されていて、きめ細やかな泡で出てくるので力をかけなくても細かいところまで洗いやすいのも特徴です。
LA FEMME デリケートウォッシュ 150ml
85%が自然由来成分で、デリケートゾーンにぴったりのpHで洗うたびに環境を整えてくれる洗浄料。13種類の植物エキスがはいっていて、ニオイケア、美白、保湿と同時ケアが可能です。
Pubicare organic フェミニン マッサージ ミルク
デリケートゾーンは乾燥しやすい部分です。ランジェリーやナプキンとの擦れで日々過酷な環境に晒されています。ビタミン、ミネラルが豊富な蜂蜜エキスでしっとり保湿やハリのある肌へと導いてくれるミルクは毎日の入浴後の習慣にしてみましょう。
LIP INTIMATE CARE クレンジング モイスチャライジングオイル 75ML
100% ナチュラル & 100% ヴィーガンのデリケートゾーンケアオイルです。肌をクレンジングしながら保湿してくれます。洗い流さなくても使えるオイルになるので、保湿力を最大限保つことができます。ヒップやデコルテなど、デリケートゾーン以外の乾燥が気になる部位にもお使いいただけます。
Pubicare organic フェミニン コットン シート 無香料20枚入り
外出先で気になるデリケートゾーンのニオイや蒸れ。植物エキスの潤いで優しく拭きとりましょう。持ち歩きしやすい個包装なので、ポーチに常備しておけばもしもの時にも安心です。
「フェムケア」で自分の身体と向き合って
「フェムケア」は自分の体や自身と向き合うために現代の女性にはとても必要なこと。デリケートゾーン周りをケアすることで体調や肌質、女性特有の悩みを解決する第一歩になります。
できることから「フェムケア」はじめてみませんか?