月経カップとは？使い方やメリットを徹底解説

公開日：2023年 5月 31日　　最終更新日：2023年 6月 1日

ページコンテンツ（目次）

1 月経カップとは？
2 月経カップのメリット
3 月経カップのデメリットと注意点
4 月経カップの種類と選び方
5 併用して使いたいオーガニックコットンナプキン
- 5.1 SISIFILLE 生理用ナプキン21CM ふつうの日用
- 5.2 SISIFILLE おりもの専用シート
6 生理期間を快適に過ごす『月経カップ』

月経カップとは？

月経カップ

『月経カップ』という言葉を聞いたことはありますか？
欧米女性の間では第三の生理用品として使用割合も高い「月経カップ」
日本でも近年注目され始めている月経カップは生理用ナプキンやタンポンに替わる生理用品です。欧米の女性の間では使用率も高い生理用品です。一度使うと快適で、もレノ不安もなく、ニオイも気にならず、12時間使用が可能です。ナプキンやタンポンのようにゴミも出ないしとてもエコなアイテム。繰り返し使えるので、経済的にも負担軽減につながります。

月経カップのメリット

月経カップはメリットもたくさんあります。様々なメリットを知ると月経カップのよさを実感できるはずです。

・コスト面でのメリット

月経カップはコスト面でお財布に優しいです。洗って繰り返し使えるので、一つで3~5年ほどは使い続けられるので、コスパがよいですね。ナプキンやタンポンは1日に何度も替え、1ヶ月に1度は生理がくるため出費がかさみます。その反面、月経カップは最初にかかる費用のみなのでうれしいですね。

・健康面でのメリット

月経カップは膣に挿入して経血を溜めるため、カップに溜まった経血量が確認できたり、血の状態を把握できるので、健康管理にも役立ちます。また、カップに経血を溜めるため、膣内の乾燥を防ぐ効果もあるのです。

膣内に挿入するタンポンはトキシックショック症候群という病気を引き起こす恐れもあるのですが、月経カップは膣内に入れるのは一緒でもその症状を起こす原因にはなりにくいです。
また、月経カップに変えたことで生理日数が短くなったり、生理痛が軽くなったという人も中にはいます。

・環境面でのメリット

月経カップはゴミを増やさないメリットもありますね。ナプキンやタンポンは包装の中にさらに個包装されていたり、頻繁に替えるため、ゴミの量も増えてしまいますよね。月経カップは経血を洗い流すだけですので、ゴミを増やさず環境面でのメリットもありますね。

・使い勝手や快適性に関するメリット

月経カップの最大のメリットは長時間にわたり使用しても大丈夫なことです。最長で12時間使用でき、長時間トイレにいけない状況やスポーツをする人、睡眠中も安心して使えます。
ナプキンはどうしてもむれやニオイ、痒みなども伴い不快感がありますが、月経カップは生理中でも快適に過ごせます。かぶれの原因やニオイを気にすることもなくなるのもメリットですね。

月経カップのデメリットと注意点

・使い方に慣れるまでの期間

月経カップは使いこなせればメリットが多い生理用品ですが、使い方に慣れるまでは練習が必要になります。月経カップを折って膣内に挿入するとカップが膣内で広がる仕組みなのですが、慣れないと挿入が難しかったり、膣内でうまくカップが開かず、漏れの原因にもなってしまうので、慣れるまで期間が必要なことも。

・体質による合わない場合があること

月経カップはメーカーによってラテックス（ゴム）や医療用シリコンなどの素材が使われております。ラテックスアレルギーがある方はアイテム選びに特に注意が必要です。

・衛生面での注意点

月経カップは繰り返し使えて便利ですが、適切に洗浄や煮沸しなければなりません。煮沸は生理期間終了後、次の生理がくる前に一度づつ行いましょう。また、素手で挿入するため、前後で手をしっかり洗ったり、長い爪やデコレーションの多いネイルアートなどをしていると、膣内を傷つけてしまう恐れもありますので注意しましょう。