間違ってない?なかなか温まらない頑固な冷え性を改善する効果的な方法
公開日:2018年 3月 8日
本格的に寒くなり、冷え性の方には辛い季節となってきました。厚着をしても、手足の先は氷のように冷たくて、夜もなかなか寝付けない、とお困りの方は多いのではないでしょうか。そんな頑固な冷えを改善する方法をご紹介します。
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湯船につかる
冷えを改善する条件は次の3つ。これを全て叶えるのが入浴(湯船につかる)です。
- 熱を作る:身体を温める
- 熱を運ぶ:血行を良くして、温めた部分の血液を手足の先などの末端にまで巡らせる
- 保温する:血管が収縮して、血行が温まった体が再び冷えてしまわないように保温する
忙しくて時間が無いので、お風呂はシャワーだけで済ませてしまうという方は、まず湯船につかることから始めてみましょう。
- やや熱めのお湯で全身浴
やや熱めに感じる41~42℃のお湯に10分程度入るだけでも、血行が良くなり、体が温まります。美容のために半身浴で30分以上湯船につかるという方もいますが、冬場の半身浴は上半身が冷えてしまうため、全身浴がおすすめです。全身がお湯に入ることで、太い血管のある「首」「脇の下」「お腹」「足のつけ根」の全てが温まります。温まった血液が全身に巡ることで、より早く温まります。
全身浴は身体の負担になるので苦手という方は、体が冷めないよう、事前にシャワーを出したり、浴槽の蓋を開けておくなどして、浴室全体を暖めてから半身浴をしましょう。 - バスソルトなどの入浴剤を使う
効率良く身体を温めるために、入浴剤を使いましょう。
血行を促進する炭酸系や、身体を温める効果のあるジンジャー成分の入った入浴剤がおすすめです。保温効果もあるため、湯冷めもしにくくなります。
発汗作用のある入浴剤もありますが、汗をかきすぎると熱が放出されて、逆に身体が冷えてしまうことがあります。汗はじわっとかく程度にしましょう。 - マッサージやストレッチ
一番冷えを感じる足先。足先は心臓から遠い上に、デスクワークで長時間座りっぱなしだったり、逆に立ちっぱなしだったりすることで、血行の流れが滞ってしまうことが冷えにつながっています。入浴中や入浴後に足のマッサージやストレッチを行って、血行を良くしましょう。
入浴後に行う場合は、湯冷めしないようすぐタオルで拭いて、保温できる衣服を身につけてから行ってください。
地中海のミネラル豊富なバスソルト。ひと掴みのソルトをお風呂に入れると、身体が温まります。3種のエッセンシャルオイルが目的別にブレンドされています。
身体を温める食べ物をとる
冬場でも、キンキンに冷えたビールや氷の入ったお酒を飲んでいませんか。冷たい飲み物のとりすぎは、身体の冷えにつながります。なるべく温かい飲み物をとるようにしましょう。
生野菜も身体を冷やすので、蒸したりお鍋に入れたり、温野菜をとるように心がけましょう。身体を温めると言われている根菜類やごまをとることもおすすめです。
喫煙を控える
タバコに含まれているニコチンは、血管を収縮させ血行を悪くします。本数を減らしてみるなど、喫煙を少し控えてみましょう。
冷え性は病気ではありません。しかし、冷えは万病の元とも言われ、さまざまな不調を引き起こす引き金になるとも考えられています。病気や不調が発生する前に冷えを解消し、健康な体で寒い冬を乗り切りましょう。