つらい PMS (月経前症候群)、みんなはどうしてる? 自分なりの乗り切り方を探そう!

PMS (月経前症候群)は、多くの女性が抱えている共通の悩み。気分の落ち込み、お腹の痛み、むくみなど、不快な症状に悩まされることもありますよね。そんな時は、少しでも心穏やかに過ごせる方法を見つけたいと思うのではないでしょうか。今回は PMS といった女性特有の悩みを解消し、快適に過ごすためのおすすめアイテムを紹介します。

PMS

PMS (月経前症候群)とは?

PMS は、生理が始まる1週間から10日ほど前に、体や気分にさまざまな現れる症状のことをいいます。この時期に感じる不調は、生理が始まると自然と楽になることが多いのが特徴です。PMSが起きる原因ははっきりしていませんが、生理の前に増える女性ホルモン「プロゲステロン」と関係があると考えられています。このホルモンの影響で、むくみや食欲増加、眠気などが生じやすくなるほか、イライラや頭痛、お腹の痛みもPMSの一般的な症状とされています。

また、ホルモンの変化で現れる症状として「更年期障害」があるのをみなさんもよくご存じかと思います。更年期障害は、更年期に女性ホルモンの「エストロゲン」が減少することで引き起こされる体の不調のこと。暑さを感じやすい、のぼせ、イライラ、不安感や疲れやすさなどがあり、常に感じることがあるのが特徴とされています。更年期は閉経の前後5年ずつ、合計10年間ほどの期間をさしますが、日本人の平均閉経はおおよそ50歳頃であるため、一般的には45歳前後から更年期が始まり、体の変化を感じるようになるとされています(まれに30代後半から40代前半のプレ更年期から徐々に変化が始まることもあります)。

プロゲステロンの影響により生理前に感じるイライラやお腹の痛み、頭痛といった生理の前に現れるのが PMS 。生理周期とは無関係にいつでも起こり得るのが更年期の症状です。加齢とともにエストロゲンが減少することによって引き起こされるためで、 PMS とは原因もタイミングも異なるというわけです。

PMS (月経前症候群)の具体的な症状

PMS
PMS は、生理の前に現れるさまざまな体と心の不調を指します。この時期には、女性の体と感情が影響を受けやすく、特定の症状が顕著になることが多くなります。

<身体的症状>
むくみ/重だるさ/乳房の痛み/頭痛/下腹部痛など
痛みは時に日常生活に支障をきたし、仕事などに影響を与えることも珍しくありません。

<心理的症状>
イライラ/気分の落ち込み/集中力の低下など
些細なことでイライラしたかと思ったら、急に気分が沈んだり、不安感に襲われてくよくよしたり。人とのコミュニケーションに影響を及ぼすこともあります。

PMSによって引き起こされるこれらの症状は、女性によって異なりますが、多くの女性が何らかの形で経験しています。PMS期間をより快適に過ごすためには、これらの症状への理解と適切な対処が重要です。

つらい PMS を上手に乗り越えるには?

月に1度、約1週間ほど続くつらい PMS 。ホルモンの影響で避けられないとしても、できれば穏やかに過ごしたいというのが世の中の女性の願いではないでしょうか。そんなときに役立つ方法をいくつかご紹介します。

ゆったり過ごす

PMS の症状があるときは、心を落ち着かせるためにリラックスできる時間を作りましょう。瞑想やヨガなど、心を穏やかにする活動がおすすめです。

バランスの良い食事を心がける

食事に気を付けましょう。特にビタミンB6、カルシウム、マグネシウムを摂取することが重要です。バナナ、ヨーグルト、ナッツ、緑黄色野菜などを食べてバランスを保ちましょう。

アルコールと塩分とカフェインを控える

アルコール、塩分、カフェインはPMSの症状を悪化させる可能性があります。摂取量を減らすか、避けるようにしましょう。また、禁煙も検討してみてください。

軽い運動

軽い運動は血液循環を促進し、ストレスを軽減します。ウォーキングやストレッチ、ヨガなどがおすすめ。

呼吸を整える

日々の中で、深い呼吸や瞑想を行うことで、心をリラックスさせることができます。

アロマテラピーを取り入れる

ラベンダーやカモミールなど、リラックス効果のあるエッセンシャルオイルを使って落ち着ける空間作りを心がけましょう。それらの香りが苦手な場合は、自分が好きな香りを選ぶといいですよ。

基礎体温をつける

基礎体温をつけるとPMSの時期を予測することができます。その期間は無理せず、あらかじめスケジュールを調整することもできるようになります。

宣言する

PMS の時期を家族や友人に伝えておくと周囲の理解とサポートを受けやすくなります。これは、PMS を乗り切る上で大変心強いことです。

月経カップとは?使い方やメリットを徹底解説

PMS の時期にそばに置いておきたいおすすめのアイテム

プリマヴェーラ ブレンドエッセンシャルオイル 5ML 「リラックス」
100%天然精油のブレンドエッセンシャルオイル。ラベンダーやホーリーフの優しく包み込まれるようなフローラルな香りで、リラックスタイムにぴったり。

SPECIES BY THOUSANDS アロマスプレー パロサントローズ
フランキンセンスの浄化する力と、ローズゼラニウムの穏やかな鎮静効果を組み合わせた、温もりを感じさせる優しいブレンドのアロマスプレー。新しい月の始まりへと心地よく移り変わるための、まるで優しい手のようにサポートしてくれるでしょう。

ゾネントア ビューティーマジックムーンティー
女性の体と深い関係がある月の満ち欠け。オーストリア・チロル地方に数百年も前から伝わる、その月のサイクルと人体の関係を表した「月のリズム法」を基にブレンドしたハーブティー。新月、上弦の月、満月、下弦の月の4種類のお茶がセットになっています。

INATUTRA チェリーストーンピロー クラシック
自然の温熱療法の素材として、ヨーロッパで古くから愛されてきましたさくらんぼの種。 電子レンジで温めると、さくらんぼの種がじんわりと温かさを放ち、つらい下腹部痛や腰痛を和らげてくれます。

SISIFILLE生理用ナプキン29CM.23.5CM.21CM.ライナーセット
おりものシートとナプキン3種のセット。sisifilleのナプキンはオーガニックコットンを使用しているので、生理中の敏感な肌にも優しく、使い心地がいいのが特徴です。下腹部痛や腰痛といった不快な症状が続く生理中も、心地よく過ごしたい方に。

オーガニックコットン生理ナプキンのすすめ |ケミカル系の生理ナプキンを使い続けると起きる不調になる?

自分の体を知って、 PMS を穏やかに乗り切ろう

PMS の症状が人それぞれなように、その乗り切り方も人それぞれ。うまく付き合っていかないといけないものだからこそ、できるだけ穏やかに乗り切れたら嬉しいですよね。自分の体に目を向けていろいろ試してみて、自分なりの心地よい過ごし方やセルフケアアイテムを見つけてみませんか?

※日常生活に大きな影響がある場合は、PMS以外の病気が原因であることも考えられるため、婦人科などの専門機関を受診することをおすすめします。

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