エコで風情のある「夕涼み」の楽しみ方

日中は気温30度を越え、外出も困難なほどの日本の夏。1日中クーラーに頼りきってはいませんか?
暑さを我慢すれば体調不良につながってしまいますが、外風や扇風機などを効果的に取り入れたり、クールダウンできるアイテムを使うことで、クーラーに頼りきらない夏の過ごし方をすることができます。

特に、日が沈んだ夕方頃からは風が出て気持ち良いですよね。日中外出しにくい分、夏の夜は夕涼みを楽しむのもおすすめです。
今回は夏の夕涼みの仕方と、夕涼みに必須なオーガニックアイテムをご紹介しましょう。

暑い夏の日、クーラーを適切に使おう

熱中症予防のためにクーラーはとても大切

部屋の中や夜間でも熱中症になることがあります。暑さのに我慢は絶対に禁物。自分の身体を観察しながらも、クーラーと夜風を効果的に利用しましょう。熱帯夜には我慢せずにクーラーの使用をおすすめします。

特に注意したいのは、室内・夜間の熱中症。熱中症の発生箇所の1位はなんと屋内!約4割が屋内で熱中症になっているのです。室内だからといって「少しくらい我慢しても大丈夫・・・」は絶対ダメ!
我慢をせずに適切にクーラーを使用しましょう。

夏に増える「クーラー病」

夏になると熱中症は危険視されますが、実はクーラーに長時間当たることで生じる「クーラー病(冷房病)」も問題です。もしかしたら当てはまる方もいるのではないでしょうか?

「クーラー病」とは造語であり、屋外と屋内の寒暖差の影響で自律神経のバランスが崩れることで起こる体調不良のことを指します。炎天下からいきなり冷房の効いた部屋に入ることで、本来備わっている体温調節機能がうまく働かなくなってしまい、自律神経が乱れてしまいます。その結果、だるさ、足腰の冷え、疲労感、頭痛、食欲不振、腹痛、むくみ、月経不順(生理痛やPMSの悪化)という症状が起こります。

クーラーの使用による環境問題

地球
温暖化により、日本の夏の暑さも数年前、数十年前とは比べ物にならないほどになっています。その原因にもなっている電気量の使用の増加や二酸化炭素排出。電気をたくさん使用することで、発電時に発生する二酸化炭素量が増加、地球温暖化へと繋がります。そのため、クーラーを使用することは環境問題の原因にも直接つながっていることは認識しておきましょう。夏の日中に一般家庭で消費する電力のうち、エアコンによる電力消費は約6割を占めるとも。日中は温度を一定に保つ、温度は高めに設定する(外気との温度差を減らす)、夜は設定温度をあげたり、風速を下げるだけでも電気使用量が変わります。電気使用量を減らすことは、環境にもお財布にも優しい対策です。

エコで風情のある「夕涼み」の楽しみ方

地球温暖化により昔よりもはるかに気温が高い日本の夏。クーラーなしでは考えられないほどです。しかし、クーラーの温度を必要以上に下げることは、温室効果ガス排出による環境被害や、長時間冷風に当たることによる健康被害にも繋がってしまいます。

そこで、昔から馴染みのある「夕涼み」をしてみてはいかがでしょうか?夕方以降は風情ある「夕涼み」で、できるだけクーラー使用を減らせるように工夫しながら過ごすのも良いでしょう。

「夕涼み」とは?

夕涼みとは、日中の暑さも和らいできた夕暮れ時に戸外で涼をとりながら、夏の夕暮れ時を楽しむことです。俳句などの季語にも使われているほど、昔から私たち日本人に馴染みのある行動だそうです。
「夕涼み」はエアコンの使用を減らすことができるため、二酸化炭素の排出を減らすことができ、環境面での効果もあります。

「涼む」ことを楽しむ、オススメの「涼み方」

「涼む」ということを楽しく生活に取り入れてみてはいかがですか?
先人たちは便利な電化製品などない中でも、風鈴で涼しさを感じたり、うちわや打ち水によって周りの温度を下げたり、冷たい食べ物で身体の中から冷やしたり、涼むことを楽しんでいました。昔に比べ平均気温も上がっていますが、先人のように「涼む」ことを楽しんでみるのはもいかがですか?
オススメの「涼み方」をご紹介します。

①すだれや緑のカーテンで遮光して、涼む
自宅の窓に、すだれや植物のカーテンを設置することで、日中部屋の中の気温が上がりにくくすることができます。
影を作ってあげることで部屋の熱を篭りにくくし、涼しく過ごすことができます。また、すだれから差し込んでくる光や緑のカーテンは癒しや自然との調和も可能にし、目でも涼しさを感じさせてくれます。

②ブルーやグリーンのインテリアやガラスのアイテムを使う
清涼感のあるブルーやグリーンのカラーは視覚的にも涼やかな気持ちにしてくれ、心と身体を落ち着けます。ガラスの食器や花瓶、風鈴などのアイテムがいいですね。

③身体を冷やす冷たい食べ物を食べる
身体を冷やす効果のある食べ物を食べることは、夏バテ防止にもなり、とてもおすすめです。代表的な食べ物はかき氷やスイカ、大根おろしなどです。日々の食卓に気軽に取り入れそうですよね。

④扇風機の前に氷や凍らせたペットボトルを置いておく
扇風機の前に氷や凍らせたペットボトルを置いておくとクーラーのような冷風が流れます。屋外やアウトドアでも有効な手段なので、是非試してみてください。

夏の夕涼みを助ける商品の紹介

北海道和ハッカ ハッカ油スプレー
天然の和ハッカ精油のボディーミスト。メントール配合で清涼感があるので、火照った身体にシュッとひと吹きすれば全身のクールダウンに。スーッとした香りで癒し効果も得られます。

STYLE JAPAN 菊花線香 標準型10巻×3包入り
むかし懐かしいの蚊取り線香は除虫菊を使ったナチュラルなもの。安全な原料を使っているので、人間にも環境にも優しい。お子様子供やペットがいても安心して使えます。窓を開けて夕涼みをする時のマストアイテムです。は虫対策もしながら安心です。

ANASSA ハーブティー MINT
ANASSA ハーブティー MINT (紙箱タイプ)
ミントハーブティーの爽快感で身体の中からクールダウンし、暑さから開放されます。今の時期のオススメはアイスティーにフルーツを入れる飲み方です。ホットでもアイスでもお好みで飲んでみては?

KLIPPAN 麦の温冷アイピローラベンダー ウォッシュドリネン
小麦粉は不調を癒すと言われておりいて、スウェーデンの伝統的療法として使われてきました。小麦と癒し効果のあるラベンダーの入ったアイピロー。冷やして使うこともできるので、夏の夕涼みアイテムにおすすめです。じんわりとクールダウンしてくれるのも嬉しい。
また、クーラーなどで冷えた身体には温めて使用することも。一石二鳥のアイテムです。

AVALON ORGANICS ハンド&ボディローション ペパーミント
お風呂上がりに清涼感のあるペパーミントのボディーローションでクールダウン。紫外線により乾燥した肌をみずみずしくしてくれます。塗布後に涼しい夜風に当たれば、脱クーラーもできますよ。

北海道和ハッカ アロマバスソルト 40g 
夏はシャワーだけという人も増えますが、1日クーラーの中にいると身体の深部が冷えているので入浴がおすすめ。38度前後のお湯にじっくり10~20分。ハッカのアロマバスソルトを入れれば入浴後も爽快です。

夕涼みのお供にオーガニックアイテムを

クーラーに頼り切ってしまう夏。熱中症や脱水症状には気をつけながらも、身体や環境のことも考えて、夜はできる限り夕涼みをしながら乗り切りたいですね。オーガニックアイテムを取り入れることで夕涼みの風情を感じてみてはいかがですか?

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