年齢と共に変わっていく 女性ホルモン と女性の身体の関係|女性ホルモンのととのえ方
公開日:2023年 5月 10日 最終更新日:2023年 5月 8日
女性とホルモンの関係は人生において深く結びついています。女性の体や心は 女性ホルモン の影響をかなり受けます。ライフステージによって移りゆく 女性ホルモン のことを深堀していきましょう。
ページコンテンツ(目次)
女性ホルモン とは?
女性らしい体つきや肌や髪の毛の美しさを保つ、生理や出産に関わったりと 女性ホルモン は女性のライフスタイルに深く関わっています。
ホルモンは血液を通して全身に行き渡り、様々な器官に働きかけてホメオスタシス(恒常性)を保つ役割をします。女性ホルモンは「エストロゲン」と「プロゲステロン」は女性特有のホルモン。卵巣から分泌されます。
エストロゲン
エストロゲンは「女性らしさ」を作るホルモンです。成長とともに分泌量が増え、20代でピークを迎えます。代謝アップや精神状態の安定化、肌の潤いや艶はこのエストロゲンの影響です。エストロゲンが多く分泌されている期間は女性の心身の好調の時期です。
プロゲステロン
プロゲステロンは「妊娠の準備のため」のホルモンです。プロゲステロンは基礎体温が上がったり、乳腺を発達させたり、子宮内膜に影響します。排卵直後から分泌が増え、妊娠が成立しなければ排卵後1週間くらいから減りはじめます。
エストロゲンとプロゲステロンの分泌により、女性は生理が毎月来ます。生理前後のPMSや閉経前後の更年期障害はこの女性ホルモンのバランスの影響により、心身に不調を感じる女性も多いです。
ライフステージと 女性ホルモン
女性のライフステージと 女性ホルモン は深い関係があります。ライフステージと共に女性ホルモンとの関係を見ていきましょう。
①思春期
10~20代にかけての「思春期」。女性ホルモンの分泌が徐々に増えていきます。エストロゲンが血液に乗って体の様々な器官へと行き渡ることで、乳房が膨らんだり、丸みを帯びた体になる、脇毛や陰毛が生えたり、初潮を迎えます。
②性成熟期
20〜40代にかけての「性成熟期」。女性が最も成熟する時期で、女性ホルモンの分泌が安定し、生理も順調に来て、妊娠や出産に適しています。結婚や出産、子育てや社会的地位の確立なども多いこの時期はPMSや子宮系の病気など様々な症状が出やすい時期でもあります。妊娠や出産前後は特にホルモンバランスが乱れ、精神的に影響を受けやすいので、セルフケアも大切です。
③更年期
40〜50代にかけての「更年期」。閉経を迎えるのもこの時期です。女性ホルモン分泌が徐々に減少し、様々な症状を感じやすいときでもあります。閉経の前後10年は女性ホルモンの減少により心身に障害を来す「更年期障害」は日常生活にも影響が出るほどの重い症状のことです。
④老年期
60代以降は「老年期」。エストロゲンの分泌がさらに減少する時期です。更年期の不調は抜け出しますが、肌や髪の毛などの見た目の変化のほか、全身の健康上のトラブルが増えます。
当てはまったら見直そう、生活習慣チェック
生活習慣の乱れは女性ホルモンにも影響が出てきます。生活習慣チェックをして生活を見直すことも大切です。
- 食事の時間や栄養が乱れがち
- 睡眠時間が6時間以下
- 毎日お酒を飲む
- タバコを吸う
- 運動をしていない
チェックに当てはまったら、その身体の不調は生活習慣の乱れによるものかもしれません。女性ホルモンは生活習慣の乱れによる影響が大きいのです。ホルモンバランスに良い影響を与えるような生活習慣を心がけましょう。
女性ホルモン の乱れによる不調
女性が感じる女性ホルモンの乱れによる不調は様々です。
- 月経不順
- 月経前に起こるPMS
- 貧血
- うつ
- 不妊
- ガン
- 骨粗鬆症
- 認知症
これらの不調は女性ホルモンの乱れによって起こります。
女性ホルモン を整えるためにするといいこと
女性ホルモンは普段の生活習慣が大きく影響するため、女性ホルモンを整えるためにすると良いことをご紹介しましょう。
・精油で整える
・食生活を改善
タンパク質、野菜、炭水化物、良質な脂質をバランスよく取ることが大切です。特にエストロゲンに似た働きをするイソフラボンを含む大豆やカルシウム、食物繊維は積極的に摂るようにしましょう。
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・睡眠の質向上
ホルモンバランスを整えるためには睡眠が欠かせません。10時から2時は特に成長ホルモンが活発になるので、その時間帯には寝ることをお勧めします。また、6時間以上8時間以下が理想で寝る1時間前はテレビやスマホ、パソコンなどの使用は控えるようにしましょう。
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睡眠前はよりリラックスできるようにボディオイルでマッサージもお勧めです。ゼラニウムの香は心を落ち着かせてリラックス状態へと導いてくれます。
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・適度な運動
適度な運動(ウォーキングやストレッチ、ヨガなど)や深い深呼吸は代謝をあげたり、自律神経の乱れを整えてくれ、女性ホルモンの乱れも正常にしてくれます。急に激しい運動をしたりすれば逆効果なので注意しましょう。
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女性ホルモン と上手に付き合う
女性のライフステージにおいて女性ホルモンの影響はかなり大きいものです。うまく付き合っていくためにも自分の身体を知って、セルフケアでうまく付き合っていきましょう。