世界のオーガニック事情、日本とどれだけ違うの?

アメリカやヨーロッパ、オーストラリアなどはオーガニック先進国と言われていますが、それらの国に次ぎ、アジアでもオーガニック市場が急速に増えてきています。
健康や環境に配慮する人が増え、オーガニックや有機農法の需要が高まってきているということです。国ごとにオーガニック認証機関が設けられ、ある一定の基準を満たした商品に対しては認証ラベルが付与されます。
日本では国をあげてオーガニックや有機農法を推奨していないため、まだまだ世界の中ではオーガニック後進国です。さまざまな国のオーガニック事情を見ていきましょう。

さまざまな国のオーガニック事情

アメリカ

オーガニック大国でもあるアメリカ。ここ20年ほどでオーガニックマーケットが急速に拡大しています。その理由として、健康意識の高まりがあります。アメリカは保険制度が整っていないため、医療機関にかかるのは、ハードルが高いことです。病気になれば、高い医療費がかさむため必然的に健康に気をつける国民が増えたのです。
アメリカのオーガニック認証はかなり厳しく、米国農務省(USDA)
がオーガニック認定をしています。アメリカの法律(National Organic Program)で定められた、米国農務省(United States Department of Agriculture)オーガニック認証のマーク。95%以上の有機原料を使用したものでなければマークをつけることはできません。

EO ボディローション フレンチラベンダー 237ML
アメリカで生まれた『EO』は大人から子供まで安心して使えるオーガニックコスメです。人工香料を一切使用せずに、自然のままの香りを楽しめるのが特徴です。肌をなめらかに整えるミルクタイプのボディローション。みずみずしい使用感で、肌を潤いのヴェールで保護します。

フランス

フランスには有機食品や専門に取り扱う店も多く、近年ではオーガニックがかなり定着してきました。2000年代には消費者の安全な食品に対する意識が高まり、フランス政府は有機農業庁の設置をし、有機農業の開発や促進を担うようになりました。フランスでは厳格な品質基準をクリアしなければならない『ABラベル』(有機生産認証)がオーガニック認証ラベルとしてあるため、オーガニック製品を選ぶ基準として『ABラベル』の認知度は非常に高くなっています。

LA CORVETTE アレッポリキッドソープ・ビオ 500ml
フランス生まれのオーガニックソープ。有機農法由来のローレルオイルとオリーブオイルがお肌を優しく洗い上げます。敏感肌や洗顔にも使えるソープです。フランスならではのパッケージデザインも素敵です。

ドイツ

オーガニック発祥の地と言われるドイツ。世界でもトップレベルのオーガニック市場を誇ってきました。ドイツでは生産者、製造者、研究者などへの手厚い公的財産支援があります。研究・開発がしやすいため、ドイツのオーガニック市場は広がり続けています。オーガニック専門店やスーパーなども多く点在しているため、ドイツ人にとってオーガニックを生活に取り入れるのは日常です。

LOGONA リペアシャンプー ヒッポファン 250ml
高品質なオーガニックコスメが人気のLOGONA。使用するハーブや植物エキスにこだわり、原料へのこだわりが強いシャンプーです。ダメージ補修や保湿ができて、安心して毎日使えます。

タイ

タイはアジア圏の中でも特にオーガニック先進国で、有機野菜や農産物、オーガニックコスメも充実しています。オーガニック認証機関は少ないのですが、アイテムのなかには、アメリカや欧州の認証機関での特許取得をし、安全性を示しているアイテムも多くあります。

Mt.Sapola マッサージオイル ラベンダーカモミール 165ml
アジアの有名ホテルのスパでも使用されるマッサージオイル。タイ国内はもちろん、世界中に広がっているタイを代表するオーガニックブランドです。

中国

中国は今、世界のオーガニック市場において4位とアジアの中でもトップクラスになっています。1980年代からオーガニック農業の成長も著しく、中国政府も1990年代中頃から規制を設け、今ではオーガニック認証機関も増えてきています。中国=農薬というのは古い情報になってきています。

アフリカ

アフリカのオーガニック事情は世界と比べ、ゆっくりではありますが確実に拡大してきています。政治関係者を巻き込みながら科学者や起業家などがオーガニックに関する規制を検討していて、有機農業の面積も拡大してきています。アフリカで作られるオーガニックや有機農法のほとんどは輸出用として出荷されているのが現状です。

ROSE DE MARRAKECH アルガンオイル
エステ発祥の地と言われるモロッコ。伝統美容を基にしたナチュラルコスメブランドです。高品質なアルガンオイルは「若返りビタミン」とも呼ばれているビタミンEたっぷりで肌や髪の毛に効果を発揮します。

日本の課題点

日本では、徐々に「オーガニック」や「有機農法」などが増えてきていますが、世界と比べるとまだまだ「オーガニック後進国」です。
2017年時点では日本の有機農業の工作面積はわずか1万ヘクタール。(フランスでは200万ヘクタール)なのでその差は歴然です。その理由の一つは政府や行政が有機農業に消極的であることが挙げられます。国をあげてオーガニックや有機農業を推進しているフランスなどと、規模にこれだけ差が出てしまうのです。

また、日本はオーガニック認証機関も少ない他、農林水産省が認定を行っている「有機JASマーク」も取得するのに年間10万円ほどかかるため、有機作物であっても申請していない企業や生産者が多いです。そのため、オーガニックなものや有機農法にこだわった製品など選ぶ基準となる指針を見つけづらいのも消費者の私たちからすると少し不便に感じます。このように、日本ではまだまだオーガニックに対して課題が多く残っているのが事実です。

一方、最近ではSDGs推進の世界的情勢も相まって、オーガニック製品を扱うお店も増えています。まずは、そのようなお店に足を運んでお店の方とコミュニケーションを取って情報を仕入れたり、お買い物をしたり、私たちひとりひとりの行動も日本のオーガニック市場拡大の力になるかもしれません。
これからの日本のオーガニック市場の成長に期待しましょう。

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